八戸市が全住民に被災証明で高速道路無料化
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被災者ら高速無料化、国の基準「不明確」(デーリー東北6/21)
八戸市が全住民を高速道路無料化の対象とすることを決めたそうです。
小林市長は停電を対象とする理由を「被災地の経済活性化だもん!県内のほかの自治体にも波及するといいもん」みたいに言っているそうで、全世帯に7月中旬までに郵送、その前に必要な人には23日から市庁本館1階ロビーの特設会場で受け付けするそうで、おいらせ町と階上町なども同様の対応としたそうな。
しかし津軽では「停電は被災証明の対象外」とする自治体が多いそうで、各市町村の担当者はかなり悩んでいるらしいです。
あのさ、あくまで私見だし、もしかしたら暴論に聞こえるかも知れないけれども、おらこの被災地域の人向けの高速道路無料化は不要だと思うんですよ。
何故なら本当に被災が酷い地域は家や車などない人も多く、また高速道路を今利用する人たちは支援やボランティアに来る人たちなどなんですよね。
だから被災者向けに高速道路無料化じゃなく、東北の有料道路を全て無料化する方が余程に良い。その方が支援で来る人や復興の為に動いている人たち、あるいは東北に観光に来る人達も動きやすくなる。もちろん東北の被災者も動きやすくなる。
あるいは百歩譲って被災者に高速道路無料化を無料化するにしても、国が一律の基準を設けて行うべきよ。それを市町村に丸投げするから対応が分かれて不満が地元に向けられるのはさ、単にトラブルの元をばらまいているだけさね。
おらは基本的にこういうことにはあまり意見を言いたくないのよ。だって人それぞれ意見があるだろうし、中には単なる主観というか「自分さえよければ論」もあるわけで、そういう人には何を言っても無駄だと考えるからですよ。実際問題、人生で余程に痛い目に合わない限りはズルをし続ける人っていますから。
でもさ、今回のはさすがに良くない。
何が良くないってすでに述べたが、国で決定をしておいてその基準を市町村で勝手にやれっていうべき事柄じゃないべ、高速道路無料化は。
こう言っちゃなんだけれどもさ、おらは八戸市で高速道路無料化の恩恵を受けるべき人たちは、家もしくは会社が被災した人たちと、ボランティアに行く人達、被災地への復興に行く人達ぐらいだと思うのさ。
だから悪いけれども、沿岸部がない市町村は論外としか思えない。だって震度3や4の地震ぐらいさ、青森県では普通にあるべ。
もちろんこれが岩手や宮城になれば内陸部でももっと被害がある地域もあってケースバイケースだとは分かるし、また今回のこのやり方では東北全地域で無料化乱発する方がまだマシとも思えるけれども、それでもやっぱりダメだと思う。
やはり関東以西から東北へ支援に来てくれる人たち、なんなら観光でもいいけどさ、そういう人たちが東北に来やすくしないとダメだと思うんだ。
いやもうホントにこれはね、ムダな遺恨を残すだけに思うよ。
んで八戸市民はせっかく高速無料化となるんだから、より被害の多い地域に向けての何らかの動きへと活用して欲しいと思う。
おらももしかしたら来週野田村に行くかもしれんが(まだ未定)、そういうことにこそ活かすべきだと思います。っておらは普通に国道でチンタラ行きたいんだけれどもね。
めんどうだからやっぱり東北の有料道路を期限付きで全部無料にしてしまおうよ。その方がよほど復興に繋がるよ。
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