館鼻を襲った津波の威力(大地震後の八戸シリーズ)

館鼻を襲った津波により船や沿岸の建物に大きな被害が発生しました。
でもそれ以外の物にもいろいろと被害が出ています。

電話ボックス、斜めになっています。→
よくみると、津波によって本来あった場所からコンクリートの基礎ごと引き離されているのが分かります。

近くのフェンスもひしゃげている状態、津波の威力を物語っています。

 

消化器などが置いてあった箱なども倒れています。津波の水量によるものか、あるいは船などがぶつかった結果なのかも知れないです。

木もところどころ抜けています。また海水を大量に被ったことで、今後枯れる木も出てくるかも知れません。

八戸でも市川などでは農地が被災した場所もあり、そのままでは農地としての使用は難しいと思います。
また館鼻などについても、嵐などで普段浴びるのとはケタ違いの海水が襲ってしまったために、これらの整備もやり直さなければならない可能性があります。

さらには破損してしまっている防災用のスピーカーなどの再整備、さらなる津波への安全対策…これは堤防などのハード面だけでなくソフト面もですが、それらの取り組みについても行って行かねばなりません。

岩手や宮城、福島などに比べると被害が少なかった八戸ですが、それでもやはり復興には長い時間と様々な協力が必要なのだと思います。

▼参考リンク▼
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