7月のケータイ純増数、ソフトバンクの圧勝モード

事業者純増数累計
NTTドコモ+14万52005665万9500
au+5万18003214万3200
ソフトバンク+27万95002285万2700
ウィルコム-4万6900383万5900
イー・モバイル+8万1500261万8800
UQ+4万350025万7400
総計+55万45001億1836万7600
CORE 3G+360011万5700
7月の携帯・PHS事業者別契約数(電気通信事業者協会)
7月の携帯・PHS契約数、iPhone 4でソフトバンク好調(ケータイWatch8/6)
ソフトバンクが27万の純増、KDDIは過去最多のMNP転出超過――2010年7月契約数(ITmediaプロフェッショナルモバイル8/6)

2010年8月のケータイ契約者数が発表されました。
が、うち方は7月分の間逃亡していたので、先にそっちを消化します。
今回もソフトバンクが首位キープ、iPhone効果で圧勝モード。
ドコモは2位のau4位、近頃ずっとこんな感じ。
イーモバとUQはまぁいつも通りなのね。
んでウィルコムは…純減減ってる?

はい、じゃあ一月遅れでいぢっていきましょう。

まずはソフトバンクですが、iPhone4とiPad効果で首位で圧勝です。

地域別で見ても全地域で1位と好調。
そしてソフトバンク名物のイビツな東京偏重は今回は薄く、他キャリアとほぼ同じレベルの59.36%止まりです。
毎度気になる通信モジュールは59000増だが、ドコモ46300増、au24100増と比べてもそんなに多い数値ではない。
プリペイドに関してはドコモとauが微減なのに14900増と、他キャリアと違った動きを見せています。

ということで、今回はほぼiPhone4とiPadの実力で1位になったと言えるわけです!
アップルソフトバンクの勝利です!
そこは素直に認めよう、すごいよアップルは(=ω=。

MNPも一人勝ち、72900増。ドコモから29500、auから42700、イーモバから800かっぱぎ。

んで今回気になるのは、Yahoo!ケータイの純増ね。
202100も純増してる、これは純増全体の72.31%相当で、今回のauの34.17%と比べてもかなり高い数値です。
…騙されている人多数? と心配してしまいます。物事はそうそう変わらないのだよ。もし本当に変わるのであればそれは結果として示されるべきで、その過渡期でピーチクパーチク反論すべきではないのよ。だって今までやらかしているのだから。
そういう意味で本当に騙しが無くなったのならいいなぁと思いつつ、まだまだ信じられないのでその辺りは言い続けましょうそうしましょう。

ということで、なんかもう圧勝しまくりなソフトバンクですが、ユーザーはやっぱりソフトバンクに騙されないように気を付けよう、ってことで。

はいドコモ、今回も2位。

地域別で見ても2位、ぜーんぶ2位。

いぢるところがないなぁ…(=ω=;
まぁでもドコモが主張する「『Xperia』や『LYNX SH-10B』をはじめスマートフォンが好調に売れている」ってのが本当だとしたら、結局ソフトバンクにガチでやって負けているということになる気がする。
と同時に、ソフトバンクでiPhone以外のスマートフォン(個人的にはやっぱりiPhoneはスマートフォン未満なんだけどなぁ)が売れているような気もしないので、ある意味スマートフォン=ドコモみたいな流れになってきているのかも知れない。
今後この流れがどう影響するのかが気になります。おらは結局スマートフォンは一般ウケには至らないに3000点。

auです。今回全体で4位、音声だときっと3位です。

今回地域別ではみんな3位。まずいね。
MNPも完敗、頼みのEZweb純増数も微妙、まずいね。
いぢるポイントもほとんどない。というか地味に普通にオール負け。

KDDIの「夏モデルの需要が一巡だしスマートフォンで出遅れるし、WiMAX+1x EV-DO Rev.Aのデータ端末やデジタルフォトフレームの認知がうまく進んでいないし」ってのが全てだと思います。
何年か前には先進性においては負けなかったauが、近頃では守りに入ったのか単にとろくなったのか全てが遅い、3キャリアの中では一番おらが好きだったauとは思えないようなジリ貧ぶりです。
このままソフトバンクVSドコモでは面白くないので、auには頑張って欲しいところではあります。

イー・モバイルはぼちぼちの純増、でもMNPは純減、EMnetも純減。
近頃は抱き合わせ以外にアクセスポイント的な需要もあってイーモバ的にはうれしいことでしょう。
でもMNPやEMnetを見る限りでは、やはり音声が厳しいんでしょうね。データはまぁ良くっても。

って先月の文章がそのまま転用出来てしまう現実、イーモバもっと動け!

UQは今月も地味に純増、というか悪くない純増。
今年度中にエリアをバンバン広げるらしいので、それに期待したいですな。秋には八戸もエリアに?

ってこれも転用出来てしまう現実だが、UQの場合には音声やってないし仕方ない部分もあるかもめ。

ウィルコムストアさぁウィルコムです。

全体では46900の純減、今回も先月同様東京が半分以下なのよね。

地域別で見ると沖縄以外全部純減。
沖縄だけ1000の純増。
もう明らかに「だれとでも定額」があるかないか、という差です。
でもこれは言い換えるなら、「だれとでも定額」を投入すればまだ利用したいユーザーがいるってことなのよね。
採算ベースに乗っているかどうかが気になりますが、まぁみんな月1000通話とも限らないし、それに個人のみだし(法人不可)、平均にすれば採算性は十分見込めるのかも知れない。月+980円ばかりが印象に残るが、新ウィルの実質基本料1450円を加えれば2430円、それに各種オプションを加えれば十分に…
とソフトバンクみたいな手法にしか未来が見えないこと自体には抵抗を覚えますが、でもおらとしてはウィルコム以外の選択肢は厳しいので(だってケータイ代が2~5倍になるんだもの)、まだまだ頑張りつくして欲しいなと思います。

でも端末はなんとか出そうよ。ソフトバンクが文句言ってもユーザーのためにね。

今回も地味でした。面白いポイントもあまりなく、サプライズもなくね。
ある意味休んでいる間がこれでよかったのかも知れませんが、あまり安定し過ぎると新しい動きが出てこないものだし、個人的にはやはりソフトバンクが少しこけて、auがその隙に躍進して、ドコモはドンと構えてウィルコムが怪しいプランを出す、こういう形でまだまだ切磋琢磨して欲しいなと思いますですはい。

では後ほど、今度は8月のヤツを書きます。よし実家にGO。

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