2010年5月のケータイ契約者数が発表されました。
今回はソフトバンクのお祭りもあってでの純増首位キープ。
2位ドコモ、3位au、イーモバイマイチのUQはいつも通り。
注目はウィルコム！
10万近くの大幅純減なのに内訳が興味深いどころか不思議なウィルコムがそこにいます！！

今回なかなか面白いですぞい。

まずはソフトバンクですが、iPad効果もあって圧勝の首位です。

地域別で見ると、今回は全体の60.37％に当たる151600が東京の純増となっています。
それ以外の地域でも北海道以外が地域純増トップ、北海道もドコモの4200に400差の3800で2位につけており、今月はソフトバンクが圧勝だったことが伺えます。恐るべしiPad。

毎度気になる通信モジュールは57900、ドコモよりも30000、auより44000多いのですが、純増全体に比べると今回はむしろ少ない感じ。おそらくiPadが売れたことで抱き合わせじゃないケースが多かったんだべ。

プリペイドは15000増えてる。やはり今月も他キャリアと違った動きを見せております。

通信モジュールとプリペイドを合わせて72900増、まぁ今月はこの上乗せが無くてもiPad効果で圧勝です。恐るべしiPad。

MNPは一人勝ちの49700増、ドコモから24900、auから24400、イーモバから300かっぱぎました。恐るべしiPad？　ではない気がするなこれは。

Yahoo!ケータイは163400の純増、純増全体の65.07％となります。恐るべしiPad。

まぁ今月は何でもかんでも『恐るべしiPad』でいい気がします。祭りです。
でも何時ものセリフは言っておきましょう。

騙されないように気を付けようね。

はいドコモですが、今回2位です。iPad恐るべしですな。

地域別で見ると北海道が辛うじて地域純増1位、残りは2位です。今回は完敗。

MNPも24900の純減で完敗。

んで恐ろしいことに、iモード純増数が12300と純増全体の10.87％しかない、これはかなり低い数字です。もう10人に一人しかiモード入らないってどういうこと？
まぁ実際の数値と重なるわけではないのだろうが、かなりドコモ的にはよくない数字と言えるでしょう。

今回地味に完敗ムードのドコモでした。木村カエラのCMでどこまで巻き返せるかに期待ね。

今回地域別では全地域純増3位、純増数が伸びません。MNPも完敗です。
かと思うとEZweb純増数は54100と純増全体の98.90％、ほぼ100％な感じです。メインケータイ需要はまだまだ多い？

今回は他の要素も芳しくなく、かといっていじれるポイントも少なく、いろんな意味でおいしくないauです。

イー・モバイルは純増ですが伸び悩み。MNPも純減。
まぁ抱き合わせのセット販売でがんばるのみでしょうが、あとはイーモバに関する意味不明コメントを残す人がわかないことを祈りましょう。

UQは今月も地味に純増。
今後どう伸びていくかはデータ需要とエリア次第なんでしょうな。見守りましょう。

さぁきたウィルコム、今回面白いです。

全体では大幅純減、なんと94200も純減です。
んでもこれね、87900は東京の純減なんですよね。
そして地域別に見ると、北海道と沖縄は純増なんですよね。まぁ沖縄は分かるんだ、例の誰とでも定額で2500増、計40500のユーザーに対してこの伸びは非常にデカイです。北海道は何故か純増。
あと純減だけれども微減どまりなのが東北で100、北陸で200、四国で400、他の地域も先月よりは大幅に順減数が抑えられている。なんだこりゃ？

先月のウィルコムは全体の純減74900に対し東京が34700の純減止まりで、むしろ他地域の方が激しくやばくて東北5400減、東海8000減などボロボロだったわけです。
それが今回は9割以上が東京と言う異常事態…法人とかが切り替えちゃったのかなぁ…

まぁいずれにしても厳しいことには変わりが無いし、また売ろうにも端末が足らない状態で、そこの回復がないことには何をしても意味が無いと言えるでしょう。
さようなら400万契約、いつか帰ってくるぞい(希望)。

今回は、とにかくウィルコムの謎の純減動向が気になりました。
回復基調なのか末期なのか意味不明の分布です。
またドコモやauの不調が気になります。iPad恐るべし効果ですが。
来月がいろんな変な意味で楽しみになってきました。おいらにはね。