なんか2~3年前に見た覚えがあるのだが
加速器実験で地球消滅? 元米政府職員ら差し止め提訴(Web東奥3/30)
リンク先記事に、加速器を利用したブラックホール生成実験で地球が飲み込まれる恐れがあるとアメリカの人が訴訟を起こしたということが載ってはる。
その人が言うには「生成された数多くの極小ブラックホールが融合して大きくなったり、接触した物質を高密度の塊に変えてしまう仮説上の粒子が発生したりして、地球が壊滅する可能性がある」んだそうな。
えっとですね、おら粒子加速器でマイクロブラックホールを作るって理論はたしか2~3年ぐらい前に見た覚えがあるのよね。たぶんニュートンか日経サイエンス辺りだべね。
んでね、この時作られえるブラックホールはとても小さくて地球を飲み込むどころか一瞬(10の-20乗とかそんな感じだったっけか?)で蒸発するはずなんよ。んで蒸発後にはいろんな物質を吐き出すはずなのでそれを観測できればブラックホール生成が成功した、となるはずなのよね。
でも実際問題それでブラックホールが毎回できる保証はないし(他の現象が起こるかもね)、仮に出来たとしてもそれで地球消滅となる可能性はそれこそ原発が同時に10機なり爆発するより低いぐらいのとんでもなく低い可能性だったはずなのよね。
もちろん地球消滅の可能性は0ではないわけですが、それよりもこのままだと地球温暖化で地球が回復不可能になる方が早いと思うのであまり心配する必要もないと思うのよね。
まぁこの実験は宇宙創生期などを探る実験の一環だったっけかな、そんな感じだったと記憶してます。
もちろん実験を安全に行なう為に第3者のチェックなり指摘なりは必要だと思いますが、個人的にはそのことを心配するよりもまずは家庭での省エネを考える方が地球滅亡回避には貢献できると思っておるわけなんですな。
以上。