有機EL搭載の「820SC」販売開始――新スパボ加入で月980円から(ITmedia+Dモバイル2/22)

リンク先記事はソフトバンクモバイルのサムスン製端末「820SC」が発売開始されるという記事なのだが、ちょっと気になったことがあるのよね。

記事の本文では新スーパーボーナスでの特別割引最大適用時の割賦価格(月の端末代)を『新規実質月980円(24回払い、総額2万3520円)』というように表記しているが、これは大きな誤解を与える表現だと思います。
実際には賦払金が2980円で特別割引が2000円となっているので、月のケータイ代が2000円以上の場合に特別割引が2000円となって端末代が実質月980円となるわけです。
それは月のケータイ代が仮に980円(ホワイトプラン基本料金のみ)だったならば端末代は実質月2000円、ということも意味しています。
つまりその条件を抜きに『新規実質月980円(24回払い、総額2万3520円)』と表現するのはいささか乱暴ではないか、記事を見た人に「端末代は月980円で済むんだ」と無条件で思い込ませる可能性もある。
記事中の表を見ても『新スーパーボーナス特別価格』の名称で特別割引最大額適用時の価格がいつでも受けられるかのような表現にも取れるし、これは少し問題があるのではないでしょうか？

と思ったので、編集部に問い合わせを出してみた。内容は以下のような感じ。

▼ココから▼
記事中で『新スーパーボーナス特別価格』というような表現で特別割引最大適用時の価格を実質価格として表現していますが、これは誤解を与える表現ではないでしょうか？
ご存知の通り特別割引は最大割引額でしかなく実際には月のケータイ料金額と特別割引額の低い方が実際の割引として適用されます。
当然820SCを新規契約で購入した場合の賦払金が980円になるケースもあれば、2000円になるケースも存在するはずです。

もちろん現在のソフトバンクモバイルで端末価格が最も安くなる契約がホワイトプラン＋Wホワイト＋S!ベーシックパック必須で月2275円となることは存じておりますが、しかしながらその後のプラン変更の可能性も否めない以上は記事中の表現は誤解を与える可能性があると言えるでしょう。

あらぬトラブルや憶測をよばぬ為にも、変な省略はせずに特別割引額も平気するなどの配慮が必要と考えますが、編集側はいかがお考えでしょうか？
▲ココまで▲

ほぼ原文ね。

まぁ言うまでもないけれど、あらぬ憶測ってのは「またずっこい表現しちゃって、騙そうという魂胆ね」と思うような人が出るかもね、ってことね。

おいらのことか(=ω=；

何にしてもソフトバンクモバイルに限らず、ちゃんと割賦価格と割引価格は併記する必要があると思いますよ。
特にソフトバンクモバイルはユーザーにものすごく見え辛くてわかり辛い料金＆割引額＆賦払金な形を意図的に取っているのですから、ユーザーのためを思うのであれば正しい内容を理解できる表現をして欲しいなと思います。

そうでなくてもITmediaはソフトバンク系なんだからちゃんとやらんとまた変な憶測を生むぞい。
憶測とは限らんけどね、とか言っておけΨ(=ω=。