トキ復活には餌場も必要だそうな

放鳥は餌場づくりが課題に トキ野生復帰考えるシンポ (Web東奥11/25)

リンク先に、25日に開かれたトキの野生復帰を考える日中国際シンポジウムで、来年秋に行われる佐渡島でのトキの試験放鳥には餌場作りが課題というような記事が載ってはる。

佐渡とかでは減反とかはどうなんですかね。八戸というか青森県なんかでは自分の家で消費する分だけを作っている農家にも減反させようとかいう動きもあるとかないとかな状況で休耕田もバリバリありまくりな感じなんですよね。
もし佐渡にもそういう田んぼとか休耕田とかがあったら、常時水をはっておいて餌となる生き物の暮らす場とかにすることは出来ないもんだろうか、と思うんですがね、そこんとこどうなんでしょう。

正直休耕田ってもったいないと思うんですよ。
単純に土地を無駄にしているという意味もありますが、日本では田んぼと環境を利用して多くの動植物が生きてきたわけで、田んぼに関わる生き物の生活の場を奪うという意味でももったいないなと。
またただでさえ少ない田んぼにおいても農薬などの影響で、田んぼで暮らす生き物の場は本当に限定されていると思います。
そのような意味も踏まえ、例えば飼料用の丈夫な品種とかを植えてそのまま放置ぐらいの勢いで水をはって生き物の住処とするぐらいのことはできないのかなと思うんですけどね。

あとちと話は跳びますが、バイオ燃料の原料確保の意味でも休耕田ってのは寝かせておくのはもったいない気がする。

元々日本での稲作は、美味しいお米を作る為にいろんな手間ひま掛けての、収量を上げるためでの農薬やらなんやらやらがあるわけですが、バイオ燃料には食用ほどの品質や味は必要はないと思われます。まぁ飼料用のも食用ほどには要らないべね。
でも量だけは必要、そしてあまり手を掛けなくても良い品種だと尚うれしい。

それこそもうどっかの建設会社の春先の仕事ぐらいの考えで広い面積にドーンと植えてそのまま米が実るまで放置、水はもうはりっぱ、カエルでも魚でもドーンとコイ!てな感じ。
んで収穫の時には水を一時的に抜いて収穫、んで収穫後には水をはりなおして春まで放置と。
んでもって収穫した米はバイオ燃料の原料にするなり、家畜の飼料にするなり、なんなら野鳥の餌としてまいてみるなりすると。

てなことができればいいのにのう…とか思ったりもするんですよね。

まぁ本音を言うと子供時代に家の周りにたくさんあった田畑が消え、近頃はアマガエルすら家の周りにいなくなった状態を寂しいという部分だったりするわけですが、いろんな意味で休耕田をなくして活用して欲しいものだなと思います。

コメントを残す