個人で利用できる緊急地震速報受信機「デジタルなまず」

大きな地震が到達する前に知らせてくれる「緊急地震速報」、その一般向けへの情報提供が10月1日の午前9時から開始されていますが、個人向けの緊急地震速報受信機なるものが売られているんですね。

おらが今回見つけたのは「デジタルなまず」という製品、ブロードバンド回線を利用して24時間緊急地震速報を待ち続けるタイプの機器だそうな。
接続はLANを接続してコンセントに差し込むだけと簡単だそうだが、値段がけっこう張ります。親機本体が9万9750円、ワイヤレスの子機が17850円だそうな。高い。
でもたぶん常時稼動するだろうということで、緊急地震速報を知る為には現状最も適したツールの1つであると思われます。高いけどこれで助かる命もあるべねきっと。

「緊急地震速報」の受信装置の設置を義務化しているなどと話す業者にご注意ください(気象庁)

またこの緊急地震速報と受信装置に関連して、「緊急地震速報の受信装置の設置は義務だもん」という詐欺まがいの商法をする訪問業者が現れているらしい。
緊急地震速報の受信装置の設置は、あくまで個人の自由。まずその知識をみなに盛っておいて欲しいものです。

まぁ正直、高いです。
お金に余裕があれば買ってもいいかなとも思わないでもない。
だってね、実際問題震度5とかだと本当にシャレにならないですからね。おらも三陸はるか沖地震では謎の地震センサー(りうか体内に内蔵、気まぐれにピキーンとくる)で「ぬは!くる!!」と察知した途端にドーンときて即停電、柱につかまり身体を支えたはいいがタンスとテレビなどの下敷きになって敗北感を味わってしまったのですよ。
揺れが収まったら電気は回復しないわ、隣のアパートのプロパンガスボンベは道路を転がっているわ、祖父母の家に向かったら途中電線が切れて垂れ下がっているわ、じさまは仏壇の下敷きになっているわ、その他も地割れやら段差やらブロック塀倒壊やらパチンコ屋の1階が潰れるやらで、もうホントに大変だったわけですよ。
まぁ緊急地震速報がうまく働いたとしても揺れの強いところでは猶予は10秒もないでしょうよ。
でもそれだけあれば、とりあえずタンスや仏壇に潰されない位置に移動ぐらいはできる。
それだけでも価値はあるのかなと、命あってのものだねですからね。
そう思ってはいます。先立つ物がないけれど。

▼参考リンク▼
緊急地震速報について(気象庁)
ウェザーニュース、月額315円で個人向け緊急地震速報サービス(INTERNETWatch9/27)
個人向け緊急地震速報サービス『The Last 10-Second』10月15日から開始 ~地震の揺れを察知し、素早く知らせる「緊急地震速報」サービス 月額315円で、個人向けにスタート~(ウェザーニューズプレスリリース9/27)
NTT Com、IPv6を使った個人向けの緊急地震速報サービス開始(INTERNETWatch10/24)

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