リチウムイオン電池の自主回収を促進する「携帯機器用リチウムイオン電池自主回収促進協議会」設立
2007年10月18日
電池メーカーなど22社、リチウムイオン回収を促進する団体設立(ケータイWatch10/18)
リチウム電池の回収が難航 メーカー各社が協議会設立(Web東奥10/18)
携帯機器用リチウムイオン電池自主回収促進協議会
問題の発生したリチウムイオン電池の自主回収を促進させることを目的とする「携帯機器用リチウムイオン電池自主回収促進協議会」が設立されたそうな。
日本国内にて不具合等での自主回収が対象となっているケータイおよびノートPC用のリチウムイオン電池の回収率100%を2077年松を目処に取り組むらしく、またこの活動で得られた知見・ノウハウ等を共有するそうです。
また10月18日時点での各社の自主回収率も公表されたそうな。ウィルコムのWX220J用の不具合電池パックの回収率は42.3%とのこと。
まだまだ回収されていない電池も多いんですね。
しかもけっこうメーカーやキャリアで差がある、ウィルコムのWX220Jの不具合電池パックと同等品らしいKDDIの端末の電池パックなんかはまだ26.7%しか回収できていないらしい。
単に分母の差で回収が追いつかないのかと思いきや、対象電池パックはウィルコムの方がKDDIのヤツよりもかなり多いらしいし(ウィルコム13万4216個、KDDI4万6161個)、ドコモの三菱端末の不具合電池パックなんかは対象が130万0760個もあるのに79.0%と非常に高い回収率を誇っている。
やはりキャリアやメーカーでの取り組み方などでも差が出ているのでしょうね。
それらのノウハウなどがうまく活かされ、早期の回収に繋がるといいですな。