汚泥バイオマス熱源供給の方向で事業化を検討

汚泥バイオへ転換/八戸市民エネ(Web東奥5/26)

「八戸市民エネルギー事業化協議会」が、分散型電源による電力供給「マイクログリッド」の事業化を正式に発言したそうです。
代わりに汚泥バイオマス熱電供給の形で事業化する方針を決定したそうです。

簡単に言っちゃえば、汚泥などを発酵させるなどしてバイオガスを取り出し、それを利用した発電を行い発生した熱と電気の供給で事業化する、という辺りなんでしょうね。
当初目指していたモノから実現可能性の高い部分だけを選択したという無難な決定とも言えますが、これもまたこれからのエネルギーとしては重要なものの1つであり、その可能性を模索していくのは大事だと思います。

ただあれよね、やはり太陽光や風力とかも絡めて欲しいなとおらは思うのよね。
しかし最初目指した太陽光と風力の穴をバイオガスで埋める、というのはやはり難しいのかも知れない。
理由は様々ですが、ヘタすれば自然エネルギーの埋め合わせの為にバイオガスの無駄な燃焼とかにもあるかも知れないしね。燃費がいいのはやはりアクセルを吹かしすぎない滑らかな燃焼ですからね。
そういう意味では自然エネルギーの穴埋めの為にバイオガスを使うのにはやはり課題が多いわけなのよね。

それよりなら自然エネルギーで発電した電気を充電池に貯めるなり、あるいは水素を作るなりして、安定した電力供給の為に1クッション置く方が良いのではないかな。
おら自然エネルギー大好き派ですが、しかし太陽光発電パネルや風力発電機を設置して安定した電力供給が出来るとは思ってなどいない。正直あぁいうものは発電の波が激しすぎて、普通に電化製品を使うにはとてもじゃないが無理がある。
だからこそお庭に刺して使うソーラーライトは中にバッテリーが仕込んであるし、水力発電だって川に水車を設置するよりもダムに水を貯めてやる方が一般的なのよ。

だから自然エネルギーとそれに付随した施設での独立した安定供給を目指しながら、それでも足らない分をお互い補い合うということがベターではないかと思う。
太陽光でも風力発電でも、ある程度安定した電力供給が可能になれば、その足らない分をバイオガス発電などで補うことは可能だろうからね。

まぁ何にしても八戸市民エネルギー事業化協議会には諦めずに挑戦していって欲しいと思います。

▼参考リンク▼
マイクログリッド事業化断念(みどりうかブログ5/23)

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