「新エネルギー等地域集中実証研究」6施設中5施設が新エネルギー比率100%
2006年6月16日
八戸市で研究が行われている「新エネルギー等地域集中実証研究」で電力供給を受けている6施設のうち、市庁舎本館を抜いた5施設で新エネルギー比率100%を達成したそうな。
これは八戸市が研究しているバイオガスと太陽電池や風力発電といった自然エネルギーによるハイブリット発電の実験であり、それによって発電された電気を江陽、小中野の小・中学校、八戸圏域水道企業団旧庁舎、市庁舎本館の6施設で利用する、というもの。
それがとりあえず発電量である程度の目処がたった、という感じの話です。
おらが勝手に理想と思っている発電方法もまたこの実験のようなものです。
自然エネルギーはどうしても発電が安定しない部分がある。
だから電気の安定供給の為には制御可能な発電装置と、その連携時の電力を補う意味のである程度の充電施設のようなものが必要になってくる。
そして制御可能な発電装置には、できることなら化石燃料や核燃料に依存しない地上の生物サイクルの中から生まれるエネルギーであることが望ましい。
と考える時、この八戸行われている実験は非常に有意義かつ先進的な取り組みであり、今後の日本のエネルギー政策に結果と供に提示しうる稀有な実験でもあると考えられる。
今後の研究にますます期待したいと思っています。
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▼参考リンク▼
水の流れを電気で返すプロジェクト