オオクチバス駆除モデルに琵琶湖など6カ所

オオクチバス駆除モデルに琵琶湖など6カ所(asahi.comサイエンス5/17)
個人的に、この駆除に関しては賛成です。
今までもみどりうかでは特定外来種問題に関して取り上げ話しているので繰り返しになってしまいますが、人為的に破壊した生態系を元の姿に戻す為には人間の介入=駆除なくしてはありえないと思います。

考えようによっては、移入種も込みでの生態系、というモノもあるのかも知れません。今の日本の河川に生息するアメリカザリガニのようにね。
ただこれも実際には、在来種であるニホンザリガニをアメリカザリガニが駆逐してきた、という歴史があっての事例です。
つまり、現状のアメリカザリガニがあちこちにいる日本の河川は、ある意味ではかなり本来の生態系が崩れているということ。
でもそれもまだ、アメリカザリガニが生態系の高い位置に存在していないからこの程度で済んでいると言うだけの話です。
もしアメリカザリガニが体長1mにもなり非常に俊敏かつ獰猛で強い捕食性と肉食性をもった河川の生態系の頂点の部類に位置する生きものだとしたらどうなるでしょう?
日本の在来種はことごとく捕食され、非常に少ない種類の魚しか残らないことになったかも知れません。まぁ実際にはザリガニがそれだけ大きくなっても動けないとは思いますが。

生態系は食物連鎖上層の生き物が少なく、低層の生き物が多いことで初めて安定します。
それを崩す恐れのある生き物の駆除は早いに越したことはありません。
「実施時期は未定」とありますが、是非早期の実地をしていただきたく思います。

◆追記05/05/20◆
オオクチバス駆除モデル(減色図鑑5/20)
↑紹介されました。
ふと思うと、減色図鑑さんとぶろぐぴぷるの魚・水生とみどりうかで循環している気もする( ̄~ ̄。

実はおいら、基本的に増える生き物大好きなんですよ。
こうワサワサ~と増えてくれると、とてつもなく幸せを感じるわけですよ。
あぁ…こんなに増える…ステキな生命力…ステキ♪ ってね。
だから繁殖力の強いバスやブルーギルなんかもそういう意味では嫌いじゃない。
たださ、おらの好きな繁殖力の強い好き物って、放流すべきでない好き物なんすよ。
おらの飼っているエビなんかも、もし放流してうっかり適応してうっかり増えまくったら大変なんすよ。
食物連鎖の下層の生き物とは言っても、競合する位置にいる生き物を圧迫する可能性がありますからね。
だからアクアリストは増えても飼えなくなっても、絶対生き物を放流してはダメ!
おとなしくお店に引き取ってもらうべし! 以上!!

3件のコメント

  • オオクチバス駆除モデル

    りうかさんの下記の記事を読んで書きたいと思っていましたが・・・ だいぶ出遅れまし…

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    こんですー
    >減色図鑑さんとぶろぐぴぷるの魚・水生とみどりうかで循環している気もする
    しちゃってますね^^
    でも、あれつけたおかげでいち早くりうかさんのお話
    キャッチできました。。
    もうちょっと人が増えるといいですね。
    >食物連鎖の下層の生き物とは言っても、
    >競合する位置にいる生き物を圧迫する可能性がありますからね。
    わたしも記事の中でうっかり変なことを書いていたので
    訂正しておきました。勘違いする方がいたら大変ですから。

  • SECRET: 0
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    多くの人があれに参加するといいんすがのう、おらんどだけでなくバス愛好家の方(おらのイメージではバス飼育者)や護岸工事のプロとかね。
    それぞれの分野では専門でも、意外に他分野からみると問題点あったりするからのう。
    まぁ正直、こういう話題は絡み辛いんだろうけどね。
    でもおらがこの前書いたアレよりは遥かに絡みやすいはず、です(=ω=;

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