キャリアはローエンドという選択肢を設けるべきです。

「活性化プラン評価会議」第2回、現状の課題を議論(ケータイWatch7/2)

リンク先記事に、総務省で1日に開かれた「モバイルビジネス活性化プラン評価会議」第2回会合で、普及率がどうだの、インセンティブがどんだの、2.5GHz帯の今がどうだの、分離モデルはどうだの、日本はハイエンドばかりでローエンドねぇだの、いろいろ話し合いがったということが載ってはる。
詳細はリンク先記事を見てもらうとして、

とりあえず気になったのは2点、「ソフトバンクモバイルはインセンティブ分離モデル“のようなもの”」と「日本の端末はハイエンド云々」よね。

最初の方はアレだ、その通りです。脱インセではないインセをしっかり徴収している分割プランです。まぁウィルコムも同じことが言えるわけですが。
それに加えて言っちゃえば、おらに言わせればドコモもauも脱インセしていないんよ。だって通話料や通信料そのままですから。
そういう意味で、そしていろんな意味で、まだまだ分離プランには改良の余地があると思います。

そしてハイエンド云々、リンク先記事中では「どうせならトップエンド」みたいに書いているが、おらはそれ以前にまだまだ選択肢が足らないのだと感じています。

ドコモを例に上げるなら、もう実質月1500円弱(計36000円弱)~2000円強(計48000円強)ぐらいの支払いよね。つまりこれは、ハイエンドとミドルより上ぐらいのラインナップなんですよ、価格的には。
つまりだ、マクド行ったらビッグマックとメガマックしかないような状態、だったらメガのがいいか、それぐらいの話なんです。ハイエンドとハイエンドよりのミドルしかないような状態。
でも本当の意味での選択肢には、もっとミドルなベーコンレタスバーガーとかダブルチーズとかもあって、さらにもっと安いローエンドなハンバーガーやチーズバーガー、マックポークなどがあってこそ、初めて選択肢の幅が出るわけです。

これをケータイに戻して考えれば、もっとローエンドな端末(月500円で計12000円程度とか)やミドルな端末(月1000円で計24000円程度とか)なモノがあり、それに今のミドルハイな70x系とか、ハイエンドな90x系とかあってこそ、初めてユーザーは自分の用途にあった端末を選べるってものなんですよ。

でも現状、ケータイキャリアのラインナップにはハイエンドかミドルより上な端末ばかりが並んでいる。
ドコモのらくらくホンプレミアなんてある意味それを如実に現している、らくらくと高機能を使わせるというのはユーザーの操作にはらくらくでも、結局中身がミドルハイだとサイフ的にはらくらくとはいかないですからね。
そういう辺りを考えると、分離プランで本来であればハイエンドからローエンドまでの選択肢がユーザーに与えられるはずが、キャリアは分離プランを端末代金を回収する大義名分ができたと言わんばかりにハイエンドばかりを発売している、というある意味では未だスタートラインにすら立てずにいる現実があるわけですよね。
その部分をキャリアに強く言いたい、ユーザーの中には基本機能である通話やメールだけできればいいという人も確実にいるのだから、それらのユーザー層に向けたローエンド端末を出すべきだ、とね。

まぁ作りたくないのはわかりますよ、特に主要3キャリアはね。
でもそういうのは結局はユーザー軽視ではないですか? とおらは思う。
その辺りのことを、ケータイキャリアにはキチンと対応して欲しいなと思います。

1件のコメント

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    いろんなサービスがあって、
    「どれを利用するかはその人次第」
    の状況では、ある意味全部入り(ミドルからハイ)の端末となってしまいます。
    だからこそ、WILLCOMのラインナップは及第点かな。
    (電話端末のハイエンドが欲しいですが。。。)

    自分の好きな機能(GPSとか、おサイフとか)を選択できると良いなと思います。
    京2はそれで失敗したっぽいですが。
    であれば、ハード的にそれを選択できるようにカスタマイズできるといいなと。。。
    そんな端末、、、プラモフォンはどこ行った?!

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