ナンバーポータビリティの手続き、来店での手続きは条件つきで1ヵ所のみでも可能
2006年5月18日
携帯3社がMNPの手続き方法を公表、料金は未定(ケータイWatch5/17)
番号ポータビリティの手続きは1カ所で可能に(ITmedia+Dモバイル5/17)
もろもろの事情の延長線でウィルコムが仲間ハズレになっているナンバーポータビリティ(以下MNP)の手続きが公開されました。
次の5つの手順が要るようです。
内容 | 手続き | 取扱場所 | |
1 | ユーザーが現在利用しているキャリアにMNPの予約申込みをする。 | ユーザー が行う | 旧キャリアの 取扱店 コールセンター Webサイト |
2 | 今利用しているキャリアがユーザーにケータイ解約やMNPについての説明を行い、その後ユーザーに「MNP予約番号」を発行する。 | ユーザー が行う | 旧キャリアの 取扱店 コールセンター Webサイト |
3 | ユーザーが新しいキャリアのお店へ「MNP予約番号」をもっていき、新しいキャリアでMNPでケータイを新規申込みする。 | ユーザー が行う | 新キャリア取扱店 |
4 | 新しいキャリアから「MNP予約番号」が前のキャリアに送られ照合、照合が済めば古いケータイの契約解除。 | キャリア側 が行う | キャリア側 |
5 | 新しいキャリアで新規契約処理、MNPで以前のキャリアと同じ番号で新しいキャリアのケータイを新規契約。 | ユーザー が行う | 新キャリア取扱店 |
まぁ実際にユーザーが行うのは、
《1》今のキャリアの取扱店にいくか、コールセンターに電話するか、Webサイトを開くかしてMNPの申込みをする。
すると解約についての説明、MNPについての説明がされ、それを了承すれば「MNP予約番号」なるものが発行される。
《2》その「MNP予約番号」なるモノを新しいキャリアにもっていって新規契約、処理が済めば今までの番号で新しいケータイがもてる。
という2ステップになるのかな? まぁもしかしたらMNP予約申込みから説明などの対応までに時間がかかるのかも知れないが。
ということで、今のキャリアの取扱店でMNP予約申込みをすれば来店の手間がが新旧で2回、コールセンターやWebサイトでMNP申込みをした場合にはお店に行く手間は1回ってことですな(MNP申込みする手間は無くならないけどね)。
まぁメールアドレスが引き継げないのは既知の通り。
キャリアが違えばプランや割引やコンテンツが違うのも当然。
電子マネーが引き継げない場合があるのもやむなし、変更前に使いきるべし。
あと今入っている割引プラン(年間契約等を伴うもの)違約金が発生することもある。
普通の年間契約だと3000~4000円、2年間契約になるauの「MY割」とボーダフォンの「ハッピーボーナス」は10500円の違約金になる。
ということで、MNPを考えている人は自分の年間契約等の更新月(1~2年に1ヶ月ぐあいある)を調べ、その契約をはずしておくことも必要かも知れません。節約のためにね。