気温37度の時の水温
今日ですね、病院に行く前にですね、庭の気温と水槽たちの水温を計ったんですよ
↑庭の15:17時点での気温は37度。
この温度計はスチールラックビニールハウスの中に設置してある温度計だけど、今は前面全開放で、中学校の校舎の陰で直射日光が当たっていないこの時間ではほぼ気温と同じになっていると思われる。
つまり日中はもっと暑いのね、おらの家の庭。
さて、気温37度で設置しているプランター水槽や埋設水槽池の水温はどうなるでしょうか?
小学生の頃に読んだことがある古いアクアリウムの本(たぶん昭和30~40年ぐらいの本)には、
「気温 – 4度 = 水温」
って言葉が載ってあったんですよね。つまり気温37度なら水温33度ぐらいになるって計算。
これは私の実体験でもほぼ同じで、加熱冷却しない水槽だとだいたい気温の3~4度低いぐらいが水温になる。室温25度の時のプラケの水の温度がだいたい21~22度。
ただしこれはタイムラグがあって、実際には気温の変化よりもちょっと遅れ気味で水温に影響が出てくる。水は温めづらく冷めにくい、ってやつだね。
んでたぶん庭の気温は昼は40度近くまでもっと上がっていて、それに加えて昨日の夜の最低気温は29度とか(ウェザーニュース情報)なので、たぶんあまり水温下がらずにいたところに昼の気温上昇を食らった結果になると思われる。
てことはだ…夜間に水温が28度…まで下がるかな…ぐらいでそこからまた水温上昇くらって35度ぐらいまで上がっている、ってところでどうだべ?
答え合わせ。
↑ヒメダカとかいるプランター水槽の水温は34度。ほぼ予想通りだけど高いな。
そもそもこのプランター水槽、コンクリの上に置いてあるのよね。だいぶコンクリからの熱も吸収しているし、側面からも気温の影響を直接受けるはんでの、この時期はやっぱり水はヌルいね。
ヒメダカはまぁこのぐらいでも死にはしないけど、一緒に入れてるタニシやドゼウなんかはもしかしたら高水温の影響で☆になっている可能性は出てくる。
んでもう1箇所、うちの庭には水場がある。
今年の春から稼働している埋設水槽の池、こちらは土に埋まっているタイプ。
庭の天面から約50cm、家の前の道路から庭の天面が20cm高いので、道路下30cmぐらいの深さまで埋まっていることになる。
このぐらいでも埋まっていると地温の影響も受けてプランター水槽よりは水温低いはずなんだけどね。
てことはだ…そうね…地温による効果もあるもののここまで気温が高いのが夜間も続くとなると…30度はいかないまでも25度よりは結構上で28度でいかがかな?
↑埋設水筒池の水温は29度、ほぼ予想通りか。埋まっていないプランター水槽よりも明らかに低いね。
まぁ浅い部分の水温なので底はもうちょい低いかも知れないが、いずれにしても30度超えないぐらいだと魚にも貝にも安心なレベル。これはいいわ。
ただこんな高音が続くまではもっと低かったと指感覚で覚えているから、やはりかなり高い気温の影響を受けてるとも言えるね。
まぁこんな感じで、土の上に置いた水槽は気温の影響を大きく受けて、土に埋めてると影響は少ないってことが再確認できました。
なにげにこれってとても大事なこと。特に自ら呼吸する生き物にとってはね。
というのも、酸素って水温上がると溶けにくくなるのね。ざっくりイメージで言えば、水温20度の水と水温30度の水を比べると、酸素が10%以上溶けにくくなるのさ。
そこにさらにもう1つの問題が関わってくる。それは微生物ってたいてい高温になると活発になる、って問題。
つまり水の中の酸素は減っているのに、微生物の活動は活発になって呼吸が増えて酸素をより消費しちゃうって状態になるわけだ。
だから夏場の屋外で土の上の水槽や池などでは、酸欠などで生き物が死にやすくなる。
ということで、可能であれば池や水槽は土に埋めた方が水温の変化が穏やかになって生き物に優しいってことになるんだね。
ってことまで再確認した次第です、はい