格安SIM総合満足度1位はmineo、最下位Y!mobile、UQはやはり速度と安定

格安SIMの総合満足度でmineoが1位に、Y!mobileは15サービス中で最下位 – ケータイ Watch

MMD研究所ってところの「2018年3月格安SIMサービスの利用動向調査」で、1位はmineo、最下位はY!mobileだったそうな。
総合満足度(「とても満足」+「やや満足」)がmineo84.5%、IIJmioが82.0%、OCNモバイルONEが81.3%と80%超え、それには及ばなかったが楽天モバイル、UQmobile、BIGLOBEモバイル、イオンモバイル、DMMmobile、LINEモバイル、BIC SIMなどは70%超え、FREETEL SIM(現楽天モバイル)65.3%、nuroモバイル59%、NifMo60%、U-mobile51.4%、最下位はY!mobileは51.3%だったそうな。UモバとY!モバほぼ同じね、
上位3つを項目別でザックリ見ていくと、mineoは通信速度や安定性では評価されていないが、かと言って1位を取っているのはは問い合わせ対応の良さと音声オプションの豊富さだけで、特に突出というわけでもない感じ。データ通信以外は総合的に高評価なのかな。
IIJmioはデータオプションの充実とサービスブランドの信頼性で抜きん出ていて、老舗でありながら新プランを出し続けている辺りが受け入れられているようです。
OCNモバイルONEはコストパフォーマンスとセット端末の豊富さが高評価、1日の利用上限があるプランや豊富な端末ラインナップの辺りなんでしょうな。
興味深いのは友人にすすめたいかどうかのネットプロモータースコア。これについてもmineoが17.9%の1位、2位はIIJmio4.5%、3位BIGLOBEモバイル3.9%なのでダントツで1位になっているようですな。
んで低い方はLINEモバイル、FREETEL SIM、nuroモバイル、NifMo、Y!mobileなどです。

これは興味深い結果ね。
まぁその時の回答者の偏り、って可能性は充分あるんだけれども、それにしてもこれまでに出ていたデータとモロかぶりな部分もあり(UQダントツでデータ通信速いとかね)、わりと平均的な結果になっているのではないかとも思えます。

心配なのはLINEモバイルですよね。
LINEモバイルはソフトバンクと提携するわけでして、ソフトバンクと言えばサブブランドとしてY!mobileを展開しているわけでね…LINEモバイルが今後よくなる気配がまるでしない(笑)
ソフトバンクが絡んでくることで今後ユーザー側から見た時に改悪になるような改定がないとは思えないし、なかなか厳しいですよね。

あと総合1位のmineoについても不安は残ります。
mineoの場合は各種キャンペーンでのバラマキが目立つ部分があるんですよね。
それが悪いとは言いませんが、それは新規獲得向けの施策という部分が強く、通信事業者としてはやはり肝心のデータ通信の項目で評価されることが望ましいんですよね。
ユーザーからの声を受け頑張っている…らしいですが、未だにその結果に結びついていないことが気になります。

これからも格安SIMの動向から目を離せませんな。

コメントを残す

%d