手術ができるドクターカー「V3」、県が待ったを掛けて運用延期中…でも現場では必要があればやっちゃう意気込み!
「移動手術室」は施設?ドクターカーに待った | 河北新報オンラインニュース
昨年10月から八戸市民病院で運用開始予定だった手術室にもなって現場で手術を行うことも可能な新型ドクターカー通称「V3」、なんとまだ運用されていないらしい。
なんでも報道で「移動手術室」って書いてあったのを青森県の中の人が知って、「手術室なら医療法上、届け出が必要かもだもん?」って言って待ったをかけたんだと。普通のドクターカーは警察に緊急車両として届け出すればOKらしいが、「施設」となると保健所への届け出が必要になんだとか。
んで内部で検討しているらしいが、4ヶ月経ってもまだ保留状態。というのも、2015年夏に国に問い合わせ年末に回答があったが内容がようわからんでまだ問い合わせしているんだと。八戸市民病院は青森県から待ちぼうけ食らっているが、青森県も国から待ちぼうけ状態ってことね。
八戸市民病院は「県の許可は要らんし使うかどうかは医師の判断次第、ただ待ってくれと言われて待っている」ってことらしいが、それでも必用があると医師が判断すればV3を走らせるつもりらしい。んでもって今月中旬にはドクターヘリが飛べない可能性があるため実際にV3を十和田市に行かせたそうだが、ドクターヘリが出動できたためにV3の現場での稼動はなかったらしい。
これはもうなんだかもったいない話よね。
だってさ、実際にV3が現地に行けば救える命もあるかもしれないわけですよ。少なくとも今よりは救える可能性が高まるってことで有意義。
だからこそ現場判断で稼働させるって言っているんだろうけれども、それでもきっとこういう足かせみたいな動きがあれば一歩出遅れて、ってこともあるかもしれないのでね…そう考えればやはり本格運用が待たれるわけでして…
もう面倒くさいから国の回答を待たずに警察にも保健所へも届けを出してイイ事にしちゃったらダメなのかいな?
▼参考リンク▼
青森県ドクターヘリ スタッフブログ