WiMAX2+は速度制限でも700kpsが通る速度(上限ではない)がうれしいのです

WiMAX2+がやってきた(みどりうかブログ2/25)

うちの家の回線がWiMAX(AtermWM3600R)からWiMAX2+(Speed Wi-Fi NEXT W01)に替わって約5日、個人的な思いをば。

結論から言えば、WiMAXから機種変しない理由はゼロだったし、利用エリアが許すならばデータ通信量上限なしモバイルブロードバンドとしては唯一の選択に思う。

あくまで主観となりますが、

現在八戸ではWiMAXと2+のエリアはほぼ同等と思われるというか個人的な実感でそうですし、今後は2+のエリアが追いつき追い越すことが見込まれています。

UQがWiMAX 2+でキャリアアグリゲーション、2015年春から下り220Mbpsに(ケータイWatch2014/10/27)

また現在は30MHzあるWiMAXの帯域も、2015年春からは20MHzが2+へと変更となりWiMAXは10MHzへと帯域縮小、それにより通信速度も理論値最大下り40Mbpsから13.3Mbpsに低下。これは帯域が狭められる結果なので、単純に速度が3分の1程度になることが予想されるって話。うちではWiMAXが2Mbpsぐらいだったので、約700kbpsぐらいしか出なくなるって感じか。まぁそれでもそこそこの動画見るぐらいは十分だけどね、うちみたいに複数台繋いでいなければ。
んでWiMAXの帯域の一部が2+に変更されれば2+の帯域は20MHzから40MHzへと倍増となるので、WiMAX2+の速度も倍になると。
またこれに加えて、CAやMIMOの導入での速度向上も見込まれるのよね。
となるとWiMAXから2+に移行しない理由は端末と通信的には存在しない。あるとすれば高額キャッシュバックキャペーンの最低利用期間をクリア出来ていない場合ぐらいかな。おいらはもう去年消化しているので問題なし。

んでね、WiMAX2+はデータ通信量上限なしのプランがありますが、データ通信量上限はないものの直近3日間のデータ通信量3GBを超えると通信制限があったりします。
だからちょっと今のうちの通信状況を調べてみました。W01の通信量カウンターで(元々は上限7GBのプラン向けの機能だと思う)。
するとおらの場合、1日500MB~1GBぐらいの通信をしているらしい。
日にもよるがデスクトップ最大3台、タブレット1台、スマホ(アクエス)1台繋いでいる。HDDレコーダーもLAN繋いでいるが、これはどうなんだろうね。
ここ数日の利用で言えばPC2台で作業なりしつつ、タブレットでブラウジングと動画を見つつ、アクエスでネトゲで現実逃避しつつな感じで、多分一番容量食っているのは動画だと思うんだ。普段はそんなに見ないが(週に数回程度)、実験を兼ねてバリバリ見てみたからね。
だからまずうちでは平気と思う。

とここでね、近頃ネットで変に噛み付く人もいるので言っておきたい。
WiMAX2+の直近3日間制限は、大手キャリアやMVNOの規制に比べれば遥かに緩いってこと。

大手キャリアやMVNOの速度制限、まぁ条件が2つありますよね。

1つはデータ通信量上限での制限。
これについてはもうあれだ、定額制じゃないですよ。
定額制じゃないですよ。
定額制じゃないですよ。

ずっと言いたいことだったので3回言ってみたが、冷静に考えると今までも散々言っているので目新しさはまるで無いこの事実、悲しいね。

ということで大手キャリアはデータ定額制を謳っているけれど、この3Gでの高速通信時代からの悪しきユーザー騙しはソフトバンクが最初に初めて、その後ドコモやauも「おっと、こりゃいいや♪データ定額って書いておいて事実上の従量制にしちゃえ(・∀・)ニヤニヤ」って真似したヤツだはんでね、みんな騙されとる。
スマホで動画やらゲームやらやっていれば1GBなんてあっという間、7GB到達だって夢じゃないしね。
基本プランで音声無料って言ってもさ、実際とのところは「どうせ音声使わないでしょ?だったら音声無料とか使わない相手に騙して契約させてデータ通信でガッポリ騙し取ればいいじゃん」ってキャリアに足元見られているんですよ。

んでMVNOについてはね、近頃あちこちで露出が多くなって騙されている人もいるんども、あれって本来ITリテラシーが高い…とまでは言わないものの、自分で調べて考えて解決出来る人向けに、大手キャリアのようなフルサービスではない基本的なサービスを提供する代わりに料金抑えます、って話なのよ。自分でオイル交換やタイヤ交換するのと同じ、自分でやれば安いけど問題発生しても自己責任、ってね。
その中でMVNOのメインはデータ通信特化でキャリアが提供するサービスのないタイプのもので、ユーザーが多いのは1~2GBの安価なプラン。つまり積極的にデータ通信をしない(あるいはメインのデータ通信には別の環境を利用する)人向けのサービスね。
だからMVNOの安価なプランだけで通信環境を完結させようというのは無謀であって、それが出来るのはホントにメールぐらいしかしませんよーな人ぐらいです。

あぁ、脱線している。通信量制限の話だった。
とにかくこの上限については昔のケータイプランの無料通話分と同じで、自分に適したモノを選ぶしか無い。

もう1つの通信量制限は短期間での利用料制限。
UQのWiMAX2+で言えば直近3日間で3GB超で制限。他では1日の通信量で制限とかもあるけど、まぁそんな感じ。

UQがWiMAX 2+で無制限プラン復活、“解放”を謳う新施策(ケータイWatch1/15)

んでね、その通信規制後の速度だけれども、WiMAX2+は通信制限掛かっても700kbps程度は出るとされています。
それも上限700kbpsではなく、700kbpsが十分に通る速度だそうな。類推にはなりますが1Mbps程度ぐらいの感じなんでしょうかね。いずれにしてもこれなら高レートでなければ動画も余裕でね。
でも他のところはだいたい上限128~200kbpsってところがほとんどよね。

さて、これらをどう考えるかって話になると、実用レベルを満たしているかどうかって部分になるわけですが、WiMAX2+は今どきのブラウジングもいけるし、そこそこのネトゲもこなせるし、大きなファイルのやりとりはスゴイ快適とは言わないまでもある程度出来ますよ、って話。
んでほかについては、メールのやりとりには困らないが動画は厳しいし、ブラウジングもリッチコンテンツは我慢しようって話になる。

つまりはWiMAX2+はモバイルブロードバンドでの現在のネット利用スタイルにおいて、ほぼ唯一の選択肢となり得るって話。
これに対向出来るとしたらやはりぷららの定額ぐらいか。WiMAX2+はエリア的な問題もあるから、ドコモ網利用のぷららの方が唯一の選択肢になる人も多いのかもしれない。

あとね、直近3日間の通信制限についてはこう言いたい。
光で高ビットレートな動画を見るような使い方、あるいはサーバの専用回線のような使い方をしない限りは、直近3日間3GBを超える人はだいぶ少ない。
一般の利用ではそうそう超えないであろうと思います。だっておいらもだいぶ多い方で、それでも収まっているはんでね。すごいデカいソフトとかDLすれば分からんが。

んで不幸にも3日間に掛かりまくる人にはこの言葉を送りたい。

おとなしく光にしとけ(=ω=。

安くてフルサービスでってのは無理。それはプランが悪いのではなく、その人に適したプランを選んでいないだけ。

ということでだいぶ脱線した感もありますが、WiMAX2+はほぼ事実上定額であると言っても過言ではないと思います。

あと気がついたことですが、W01ってそんなにデカくもないのね。
アクエスと同じぐらいなので小型スマホ(液晶4インチクラス)ぐらいだった。.WM3600Rが小さすぎたのか。薄いのでアクエスと一緒に胸ポケットでも気にならないや。

通信速度についてはクレードルの置く場所を変更してみたら上がりました。
今は最低で10Mbps程度、12Mbps程度が一番多く、瞬間で言えば30Mbpsとかも出る。おいらは速度はそんなに求めていないが、このぐらい出ていれば余裕あってよかね。

WiMAX2+の立ち位置的には固定ブロードバンドがライバルなわけでして、多くのMVNOとは微妙に適するユーザー層は違うのよね。
その辺りをユーザーがちゃんと意識出来るような見せ方が足らない気はしますが、家使いでの使い放題を考えている人には悪くない選択肢になるかという想いを強めました。

▼参考リンク▼
Speed Wi-Fi NEXT W01|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX 2+
UQの高速WiMAX 2+ルーター「W01」を酷使した結果(ASCII.jp)

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