TCAが純増月次公表中止した理由はソフトバンクがやめると言ったから?

携帯電話純増数の月次公表を取りやめに、ソフトバンクが一方的に通達(ITpro4/8)

リンク先記事をざっくり要約すると、ソフトバンクが突然「純増数やめるもん!!」と言い出し、ドコモやauがしぶしぶ受け入れたからTCAの月次公表は中止となったらしいらしい。
これはドコモやauには関係なしにソフトバンクが言い出したことらしく、昨今のMNPキャシュバック問題もあるので「純増
数続けるキャリアはMNPキャシュバック煽ってんじゃね?」って思われると困るのでドコモやauも受け入れたとかなんとか。
んでソフトバンク、2012年にも「純増数やめない?」って言ってきたことがあって(その頃ってソフトバンク一人勝ちがなかなか出来なくなってきた時だっけか?)、その時はドコモが「いやいや、負けそうになったからって逃げるの酷くない?」ッて思ったかどうかは知らないがソフトバンクの意見に反対し、当時はソフトバンクだけ公表しないとイメージダウンになるってことで公表継続だったと(当時はMNPキャッシュバックは無く、代わりに新規契約特典たっぷりの通信モジュール水増したっぷり時代だったっけか)。
んでリンク先記事ではかつて当ブログでも散々扱った「通信モジュールなどを除いた純増数だとソフトバンク負けてるよねー」って部分にも触れつつ、MVNOでも同様のことがあるとも書いてはる。
しかしリンク先記事では『そういう見えづらい部分があるからこそ通信モジュールやMVNOの契約分を開示すべき』と結んでいます。

まずはソフトバンクのワガママで公表中止になったという点、本当ならば酷い話だね。まぁ逆にソフトバンクだけが公表とかになったら「また純増水増しをアピールして!」って思っちゃうけど(笑)。だってソフトバンクだもの。

さてと、ソフトバンクがボーダフォン買収したのが2006年だっけか?
んでその後いろんなウソプラン(ゴールドプランってなんだったんだろう)や騙し主張(先にエリア展開したドコモはズルイのでその周波数ソフトバンクにくれ!とか)でドコモやauを悪者にしつつ通信モジュール(フォトフレーム)大量無料抱き合わせ投下やプリペイド大量水増しをして純増数首位に躍り出て、その後はもう「純増NO.1!」「純増NO.1!」「純増NO.1!」と叫び続けて純増至上主義をユーザーに浸透させたと。
しかしTCA開示情報について注目し掘り下げるユーザーが増えてきたことからソフトバンクの水増し疑惑が叫ばれるようになり、ソフトバンクもしくはその信者によると思われるアンチソフトバンクなブログなどへの運営妨害などが多発し始めたのもこの辺りからよね。
そして2012年の「純増やめようよ」からの今回の「純増もうやめた」となると。

この一連の流れを見ると、なにかやましいことがあるのではと勘ぐらないほうが難しいです。

リンク先記事でも触れていますが、やましいことがないのならちゃんと情報を開示すべきなのよ。今以上に。単純な純増数だけじゃなく、どれだけ解約があり、どれだけ新規契約があり、機種変があり、MNP新規とMNP解約がどの程度あり、さらにはMVNO契約の純増や解約、ついでに1ヶ月未満の短期解約などなど公表してもらえば、そりゃもうおらはヨダレ垂らしてガン見しますがな。そうなるといいなぁ。

でもまぁあれだね。
純増数発表しなくなれば、
『実質純増NO.1!(当社調べによる)』
とか言い出せますな。どのキャリアも。定義次第で。

ユーザーとしては各キャリアの独自理論ではなく、同じ土俵上での偽りのないデータを判断材料として欲しいところであります。

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