八戸市内の公園2ヶ所で微量のセシウム検出、影響はなし(追記アリ)
八戸の2公園で微量セシウム検出(Web東奥3/15)
公園土壌中の放射性物質濃度測定結果(八戸市)
八戸市が2月2日~6日に掛けて実施した公園土壌中の放射性物質濃度の調査で、八戸市小中野の「ちぐさ公園」でセシウム137が1キログラム当たり7.7ベクレル、八戸市是川の「是川中央公園」でセシウム134が同7.7ベクレル、セシウム137が同14ベクレル検出されたそうな。
んで2月25日に追加調査を実施し、ちぐさ公園は不検出、是川中央公園は4ヶ所中1ヶ所でセシウム137が1キログラム当たり9.1ベクレル検出されたそうな。
市は今後も測定を続ける予定だそうです。
なんともこれは怖い結果ね。
何が怖いって放射能がではなくって、この結果に過剰反応して説明にも聞く耳もたずにただただ不安を煽るような行動を取る人が増えることがね。
こういうデータは冷静かつ客観的に判断すべきです。
この数値で影響が出るとはまず思えないし(その場所の土を食べれば分かりませんが)、また空間放射線量を見る限りは他の地点と大差ないし、人の親としては不安に思うことはあったとしても、取り立てて必要以上に騒ぐ必要はないと思います。
ただどういう経路でセシウムがたどり着いたのかは気になりますな。
まぁ今時の状況を眉唾して見れば分かるように、過度に反応しすぎる人がこういう情報を煽る可能性があります。放射能ではありませんが、東日本大震災発生直後はデマやウソをわざと流そうとする人が八戸でもわきましたし。
今後も冷静に情報を見極めたいものですな。
◆2012/3/19追記◆
えっとですね…福島第一原発から八戸の距離が分からないとかじゃないんですよ…おらがネットで距離も調べられないぐらいにバカだと思われていたのかな…
まぁ単純に直線距離だけで言えば、福島から八戸までは福島から東京までよrも遥かに遠く、福島~静岡ぐらいまでの距離ぐらいになるのかな、ざっとなイメージだけれども。
でもそんな直線距離だけを取り上げるのは、同心円状で距離同じなら影響も同じ、って政府の当初の対応と同じぐらいアホな考えなんです。
そうではなく、風などの影響もあるであろうが、八戸の15の公園のうちでなんで2ヶ所だけで検出されたのか、それには天候が影響しているのか、あるいは地形の影響などもあるのか、はたまたたまたまなのかと、そこいら辺が、
>ただどういう経路でセシウムがたどり着いたのかは気になりますな。
なんですよ。
可能性は様々で、意図的ではないにしても何かを媒体として運ばれた可能性だってありうるわけですし。もしそういう物があるならばその経路を突き止めることで、何らかの防護策にも繋がる可能性はあるはずよね、ってね。
ってわざわざ説明するのもどうかと思うが、それでもあえて距離だけで言うなら青森県なんかは東京よりも原発起因の放射性物質の到達は少ないだろうし、風などの影響を考えれば東京よりも更に西の地域よりも同程度あるいはそれ以下という感じになってもおかしくはないと考えます。
その代わり、再処理工場からの何からの影響がある可能性は否めません。
▼参考リンク▼
放射線・放射性物質等に関するお知らせ(八戸市)
のへのこと |
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福島原発から青森県八戸市内まで
直線距離にして 約 346.4Km
*原子力発電所からの距離測定ツールで調べてみました