「のへネット」がPC向けからケータイ向けになった理由
のへネット登録4000件突破(のへネット管理人ブログ3/3)
のへネットの登録数が、先程4000件を突破しました。
半月前には3000件だった気がしたので、まぁおらがんばった。
まぁそんなのはどうでもいいので、なんとなく「のへネット」がPC向けからケータイ向けになった理由をば。
おらは自分で便利だと思うものを作る習性があるんです。
既製品があれば既製品を使いますが、それが不便だったり、あるいは高くてそうそう買ってられなかったり、そもそも存在しない場合には普段の行動のバックグラウンドで自動で考えて結実するとポーンと出てくる、そんなシステムです。
依然として発行が難しいポケットサイズのバス路線マップ「のへのバスマ」も発想は同じで、バスに関わるようなワークショップに踏み込んでしまったらおらが感じているバスの使いにくさが何かを考えることとなり、ある日バックから「だってバス路線と停車するバス停がわからないんだもん!」という結論が投げ返されたんですよ。
だからいらない情報をそぎ落とし、もう分からないはずがない形を作ったら出来たのが「のへのバスマ」ってね。あぁ脱線しとる。
話を戻して、
「のへネット」は元々おらが欲しい形の検索エンジンなんですよ。
何が欲しいって、ホームページなしでも登録できるヤツが欲しかったわけです。
元々検索型のリンク集よったのを運営するつもりはなかったのよね。自分のリンク集ぐらいHTMLで作っちゃえば早いし好みになるし。あの頃は毎日新規ページを複数、画像も大量にアップするというある種狂ったようなペースの更新をしていたので苦にはならんかったしね(主に水槽関係)。
でも知人がアクアなリンク集を作り、ふと自分好みのリンク集というか住所録というか電話番号データベースというかそれがまとまったものが欲しいというか無いと不便と感じ、2004年からずっと温めてきたのがホームページが無くても登録できる登録型の検索エンジンよったもんなんですよね。ついでに地図もつけちゃえとか思いながら
ただおらはそれを、ケータイでも使いたかった。初代京ぽん(AH-K3001V)でね。型番あっているっけか? この子が当時としては画期的な子で、ブラウザがOperaなんで普通のPC向けサイトもなんとか表示できたりしたのよね。まぁ限界はあるが。
ところが実際にのへネットを始める際に実現するためには、乗り越えなくてはいけない2つの壁があったんです。
(1)ケータイ向け表示の対応
まずここがネックだった。
おらの理想はPC向けサイトがありながら、ケータイ向けの簡易表示が出来るようなCGIの導入。そのCGI自体は早い段階で見つけてはいたが、その調整が上手くいかずに理想の挙動をしてくれない。
これがまず最大の理由。つまづきまくりました。
(2)Googleマップへの住所でのリンクがケータイだと文字化けする
なんとかケータイ対応の最低限の調整を加えた時、今度はケータイでのみGoogleマップの住所が文字化けする事象が発生したんですよね。
後に単純な方法で回避できると偶然知ったわけですが、これにも随分泣かされました。
この2つの問題を完全には解決出来ずにいた時、自分の中での予測を立てました。
それはケータイの未来についての予測です。
おらはケータイは、今ほど急激にPCサイトが閲覧できるようなスマートフォンが出まわると思っていなかったんですよ。
その理由はいくつかありますが、一番の理由は当時3G携帯のフルブラウザがそんなに利用されていないことです。
つまるところ、キャリアの携帯ブラウザはC-HTMLベースでオープンなネットにはろくに使えない感じだったので、そうそうすぐにはオープンなネットのケータイ閲覧の時代はこないと思っていたんです。Dポ以外には。
代わりに、インターネットビューアーの類が伸びるとおらはふんでいた。PCよりもっと手軽なタイプのヤツね。
ところがところが、ケータイの進化が予想以上に変な方に走ってしまって、ユーザーもそれをガンガン利用し始めて、しかもネットビューアーが伸びない伸びないときたもんだ。若い人なんてPC持たずにケータイだけでネットなんて当たり前になっちゃったしね。
すると使い方が違ってくるんですよ。つまり元々PCなりネットビューアーなりで確認して施設なり何なりを利用、という使い方を想定していたのに、外でケータイで情報収集という使い方にシフトしちゃうと。
んで去年の早い段階でケータイ向け変換の調整が完了し、Googleマップの問題も終わりの方に解決しちゃったので、だったらもうケータイ向けにシフトかなぁと、そう思うに至ったわけです。
だから他のにも色々と手を加えているところです。ケータイ向けに。
1つの目安が4月、んで今年末までにある程度使える形に仕上げれば、おらにとって便利なツール「のへネット」が出来上がり、そんな話です。
ということで、また入力作業に戻ります…地味で辛いよ…(;ω;
▼参考リンク▼
のへネット
のへのこと |