ついにきた!パナソニックが住宅用蓄暖システムを発表!!
パナソニック、太陽光発電で作った電気を蓄える住宅用蓄電システム(家電Watch2/23)
パナソニックが住宅用のリチウムイオン蓄電池を発表しました!!
名称は「住宅用創蓄連携システム」、容量は4.65kWh、リチウムイオン蓄電池ユニットが121万8000円、蓄電池+太陽電池のパワーコンディショナーな構成の「パワーステーション」が67万2000円、モニター込みのセットは211万0500円。
これまで停電時の太陽光発電での電力供給には安定していないが故に使える機器が制限される(同時に使える機器も制限されるが、モノによっては起動自体ができない)ことや、昼しか利用できない、さらには平時には電気を貯められないがために他の発電施設がフォローしなくてはならなかったり、さらに今後大量に導入されることで得電線に負荷がかかったりといろいろな問題が指摘されてはいたが、肝心の住宅向けの高性能の充電池は価格が非常に高いために、今回のような製品は多くの人が待ち焦がれていた存在と言えるであろう。
仕様としては太陽電池と連携している感じで、余剰電力を蓄電池に充電することになる。リンク先記事によると、停電時でも冷蔵庫・テレビ・照明・携帯電話の充電に使用しても約2日間の電源が確保できるそうです。まぁでもこれはケースバイケースでかなり幅は出るはず。
平時には「経済優先モード(安い夜間電力を充電して利用する)」「環境優先モード(太陽電池の電気を蓄え昼も夜も使う)」「蓄電優先モード(災害時などにそなえて常に満充電にする)」の3つのモードが利用可能だそうな。
リチウムイオン蓄電池ユニットの本体サイズは450×156×600mm、重量は60kg、電池容量4.65kWh、充電時間約4時間、期待寿命約10年で屋内設置。
3月21日受注開始。
これは安いね、今までのに比べると。
んでちゃんと太陽電池との連携重視で、停電時の利用も想定している辺りがうれしい。
電力消費と言いますか電力供給の在り方としては社会全体で適切な電力供給をコントロールしようというスマートグリッド的な考え方が未だに主流ですが、単体での電力発電・供給を目指した言うなればスタンドアローンタイプの存在も今後は重要になってくると思います。
これらが普及することによる更なる価格の低廉化と、技術開発による更なる長寿命化や小型化などに期待したいです。おらも先立つモノがあったら導入したいよ。