やはりソフトバンクはPHSの未来を潰そうとしているのか(追記アリ)

PHS契約数400万件突破も… ウィルコム、薄氷の復活(SankeiBiz7/16)

リンク先記事で、ウィルコムの契約者数が400万件に回復したウィルコムについてが書かれてはる。
なんでも7月上旬には400万契約を突破したらしいが、ソフトバンクにXGPを奪われたことで他キャリアのような高速データ通信無しで音声のみで経営安定するのは困難との見方もあるとかなんとか。
詳細はリンク先記事を参照してもらうとして、

400万回復の要因の1つになった「だれとでも定額」本体については、ソフトバンクの手柄ではなくソフトバンクは以下になる前のウィルコムのがんばりの結果よね。なんか全国展開に待ったを掛けたのはソフトバンクとかいう話は小耳に挟んだが。
んでソフトバンクのやったことと言えば「もう1台無料」、でもこれってリンク先記事にあるような友人と持ち合うのはホントはダメだろうに…まぁ水増しするには仕方ないか。配下になる前にもいろんな便利な使い方が事実上黙認な感じでウィルコムをよく理解する人が得をしていたのだが、それに名称をつけて最初だけ美味しい条件で改善したように見せかけておいて改悪をして人を集めると、とてもソフトバンク的なやり口だ。
しかしリンク先記事でも触れているように、安価のみでは企業は成り立たないのよ。スーパーでも特売だけで利益を上げないとその内店が傾くわけで、そこを通常品なども買ってもらうことで成り立っているわけだ。
しかし困ったことに、現状のウィルコムにはそれがない。もう安いパイしか無い。Dポ時代のように安価で(当時としては)高速な通信ってものはなく、その為のXGPも取り上げられ、取り上げられて中身がすり替えられたXGP2は未だにサービスインしておらず、ソフトバンク3Gは代替になどならず、あげくウィルコムの基地局を簡易マクロセル化して基地局を間引いてもエリアは変わらないとソフトバンクは誇張しているが、そんなことは高速通信前提のデータ通信であれば有効なのだろうが、んなことは音声トラフィック逼迫に繋がるような劣化策でしかなく、PHSのウリのマイクロセル方式の有効性を失わせて音声での有利さえもなくそうとする愚策でしか無いのよ。あぁ一文が長い。

 
結局ウィルコムの未来は、数年先は真っ暗としか思えません。
音声サービスとしては携帯電話以上に優れた部分が幾つもある国産サービスもソフトバンクの金儲け&技術は開発しないで札束で持ってくればいい手法によって、どんどん低劣化していく方向にしか見えないわけでして、さすがに正直厳しくなってくると思います。

せっかくのだれとでも定額もいつまで続くことだかね、それこそユーザーが確実に求めているサービスの1つだと言うのに。

◆2011/7/19追記◆
ウィルコムの契約者数、15カ月ぶりに400万件を突破(ケータイWatch7/19)

プレス出たっぽ。13日に突破だったっぽ。

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2件のコメント

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     万一なくなったら、病院とか困るところがいっぱい出てくるのに….

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    無くなったらソフトバンク的手法でなんとかするんじゃないかな…病院内でも3GOKとかそういう方向で…どこかがW-SIMスロット付き屋内子機を出してくれないかなぁ…

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