八戸の地震後の新聞事情(大地震後の八戸シリーズ)

11日の地震発生後から本日までの八戸でのざっくりとした新聞事情です。

地震発生の翌日、12日の朝刊は、地域によっては届かない場所が多数発生したようです。
地元新聞のデーリー東北が届いた地域でも紙面は4P、しかもこれは岩手日日新聞社の協力で何とか発行したという形です。号外とはまた違うのでしょうが、はっちの避難所でも多数配布されていました。
翌日も8Pだったかな、14日には16Pにまで回復したと記憶しているが、紙面内容は災害情報がほとんどという災害特別紙面のような感じ、数日前からは幾らか通常ページも復活してはいるが、内容はやはり災害に関するものばかりという感じです。

また地震により、チラシも激変しています。
地震発生から数日間は、普通にチラシ入ってきました。
ただ紙面が極薄なので、不思議な現象が発生。
チラシに新聞が挟まって届きました。地域によっても違うのかも知れませんが、うちでは12日~13日がチラシに新聞が挟まっていました。

一見すると「こんな時なのにチラシを出すなんてどういうつもりだ」と受け止めてしまいそうですが、折り込みチラシは配布よりも前に印刷して配布が決まっているものなので仕方ない部分があります。こんな時だからと配布しないと販売店の責任問題になりますし。
そういう事情もあり地震後しばらくの間は折り込みチラシも普通に入ってきていましたのですが、実際に停電の影響による販売できない商品の発生や買い占めなどの影響で品不足となり、チラシは事実上意味をなさなくなっている状態が多かったように思います。

でもその状況がここ数日でまた変わってきました。
チラシ自体が入らなくなってきたのです。

 
スーパーの特売チラシはもう入りません。他の業種のチラシもほとんどありません。
今日にいたってはうちではチラシが全く入ってきませんでした。
このことは八戸が、今もまだ通常の経済活動を射止めないでいる状況ということを示していると言えるでしょう。

新聞紙面や折り込みチラシが以前のような状態に戻るには、まだまだ時間がかかるように思えます。

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