中心街の通行量が激減
初の10万人台割れ 八戸市中心街の通行量(デーリー東北12/1)
八戸商工会議所が八戸市中心商店街の2010年歩行者通行量の調査結果をまとめたら、前年比17.0%減の9万1781人と過去最低かつ初めての十万人割れを記録したそうな。
10月3、4日の9時~19時まで33地点で調査したそうだが、この十万人割れは二日間の数字で、3日は前年比11.5%減の44773人、4日は21.6%減の47008人だったんたと。
リンク先記事によると3日は午後からの雨が理由で大幅減に 月曜は1日中雨で大幅減になったんだそうな。
10年前には25万3596人ですか、その頃でさえもはや中心街は疲弊していたわけですが、それがさらに加速した感じですな。
思うところはいろいろあるんですが、今回はおしい感じというかやってみればよかったのにとおらがこの目で目撃して思った話について少し書きます。
近頃ワークショップ絡みでいろんなアイデアを目撃することがあるのですが、正直惜しかったり、あるいは「イヤイヤ、そこだけは削っちゃダメジャン!」ってのを何度も思ったりするんですよ。
1つは某ワークショップでの『中心街の地域通貨』みたいな提案。
内容は、ボランティア活動とかに参加すると中心街で使える地域通貨がもらえる、みたいなやつです。
おらの個人的な考えでは、それで活性化になるかと言えば首を捻る感じだし、必要性も感じなかったんですよ。
でもね、おらが必要性を感じないことと他の人がどう思うかは別問題だし、これはやってみる価値はあるなと思ったわけなんですよね。
そこでおらは「具体的な方法は考えていますか?」みたいなことを聞いたところ、「そこまで考えてはいないのでこの案は見送りで…」という返事が返ってきた。
惜しいです。
相手は学生さん、そういった類の活動の経験がないのは当然だし、やるなら大人相手の交渉も当然せねばならない。そこは分かる。
でもそこで「難しいからやめる」のか、「難しいけどがんばる」のか、だと思うんですよね。
「難しいけどがんばる」と諦めなければ、ワークショップのような場では協力者が出てくるものなのよ。
ましてや大学生で女の子、悲しいかなおじさんが無駄に絡みたがる傾向にあるので協力者はわんさかよ。おらもかわいい女の子だったら協力者がわんさかなのに…あぁ中身の問題で結局ムリか(@ω@;
だから正直、すっごい惜しいなと思ってた。
んでそれとはまた別件で、「そこ削っちゃダメジャン」と思ったのもある。
「なんとかミシュラン」みたいなタイトルだったかな、内容は店舗の実名入りであえて店舗の評価を公開することで、街中のお店の問題点を明らかにして改善を促し、街のお店の魅力を増してもらおう、みたいなことだったと思った。
まさに『ミシュラン』なわけですよ、ネガティブ意見版だけれども。
これは密かに期待してたんですよ。おら的には余計なお世話なガイドとも思うが、でもやれば面白いだろうなとね。
しかし気がつくと「トラブルになるので店舗名は載せません」とか言いだしてまってね…ってそこが肝だろうに…そこ以外の全てを捨てても実名だけは捨ててはいかんだろうに…
という感じで、おらから見た時には毒にも薬にもならない活動に成り下がったわけです。
まぁほら、厳しいのは分かるけど、というか本来それは最初から分かっていたはずよね?
途中で逃げるならなぜ提案した?
しかも活動に参加した学生の後押しと危険回避、あるいは保護こそがワークショップにおける大人カテゴリの人間の役割のはずなのに、学生を隠れ蓑にするような活動ばかりが報告されてくる。
何をしたい?
という感じで終わっておりますですはい。
正直言いまして、八戸中心街に関しても、いろんな考えの人がおるわけです。
まぁ個人で思う分には好き勝手言えばいいと思う、それは自由。
でもそこから一歩踏み出し実際に何かしようとしたら、そこは自分が苦労しないと実現などあり得ないんですよ。
それが成功するか失敗するのか、あるいは無意味なのかってのはやってから判断すればいいことで、完全NGなことならともかくそうでもなく「難しい」「厳しい」「大変」でやめるのは、ズルいと思うんだ。まぁ学生さんはともかく、大人カテゴリの人はそれやっちゃダメよ。
そういう大変だけれども本当に必要と思う活動をしていった先に、わずかでも一助となるものが生まれてくると思うんです。
その1つがgg-8だと思うし、あるいはだと思うし、おら的には八戸せんべい汁研究所もそうだと思うんだ。
だから本当に街に何かをと思ったら、自分が必要だと思うモノを実現するための活動の可能性を考えて欲しい。
その末に街やあるいは何かの一助となれるのであればよいし、仮にそうなれずともその人には実際に動いたという経験が残るわけで、それらが足らないんではないかなぁと、もっと言えば「やった体」だけのえぇかっこしいが多いなぁと、そう思うわけです。
街を憂う人は街の為に何かを、年1回来てご飯食うだけでもいいからしてみてはどうかと思いますですはい。
そんなことを言うおいらは、あるものを制作中です。
街のためというより八戸の為に必要とおらが思うモノですけれどもね。
もうじき公開できると思います。
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