八戸三社大祭の後夜祭に行ってきました。

もうけっこう経っていますが、8月4日の八戸三社大祭の後夜祭に娘と行ってきました。
いつもであれば前夜祭と中日ぐらいに行くのですが、今年はいろいろと予定があって後夜祭のみ、んでもって実は初めての後夜祭を堪能してきました。

まぁあれですね、人手は前夜祭やお通り、中日、お還りほどではなかったです。

あと山車はですね、豪華な山車も多かったものの去年同様のマンネリ感をおらは感じました。似たり寄ったりというかね、まぁ恒例ちっくな炭ガスだけでなくシャボン玉吹いたりと工夫はしているのですが、それでもこうなんだ、変わらないなぁと思うのが多かった。
特にこう配置、中央が高くて見下ろす感じの人形があるようなモノが何台かありまして、考えてのことだろうがオリジナリティ欠如で被りまくっている感が毎年見ている者としてはちょっちね、もう一工夫欲しいなと。

そんな中六日町が今年もやってくれました、おらの大好きな潮(うしお)山車で中央にでっかいクジラです。これはきていた。

去年のウミネコに乗った七福神もよかったが、今年の山車もまた六日町らしい素晴らしい構成です。
でっかいクジラを大胆に中央に配置、シロナガスクジラ(?)の表情もすばらしく、またフンドシ姿の漁師も生き生きと再現、もう素晴らしいの一言ですな。
んでもってこの潮銀玉(勝手に命名)の勢いのある描写、これがまた素晴らしいです。
また太鼓の人、特に小太鼓の人は頭の上でユッサユッサと気になるのかも知れませんが、大太鼓や小太鼓を優先しすぎれば山車のバランスが崩れるし、その辺りのバランスはなかなか難しいものがあるわけですが、おら的にはやはり八戸三社大祭の山車は山車ありきのそれにon太鼓だと思っておりますのでね、これぐらいの構成の方が逆に潔いとさえ思うわけですよ。もっと言えばさらに大胆に太鼓の位置を変えてもいいぐらいの勢いでね。
そういう意味でやはりこの山車は秀逸なのだと思うわけです。

あとあれだ、見返しがまた素晴らしい。
クジラの尾っぽがニョッキリ出ているんですよ。
つまりクジラが貫通している構成になっているわけなんですな。

八戸三社大祭の大型の山車では前面と左右で1つの構図を、そして見返しで別の構図を表現することが多いわけですが、この山車は見事に前面の背景を見返しの背景として、つまりは大波として表現しており、前からも後ろからも違和感無く1つのドラマを再現してるってこってすよ、ニクイねこの演出(@▽@
そういう辺りもやはり近年の六日町の山車作りの、ある意味では伝統を守りつつ、しかしながら他とは違う新たな可能性を感じるわけなんですよね。
いやもうホントに素晴らしい、りうか賞があったら他には目もくれずに六日町が受賞ってなもんですよ。
来年も六日町の山車から目が話せなさそうです。

さて、今回はもう1台興味深い山車がありました。
十六日町の山車です。

なんか木が生えてます、というか丸太が立ってます(@ω@
かなり大胆な構図です、まだまだ荒削りながらもこの大胆さはいろいろとこれからの進化に期待が出来ます。
とは言え課題も山積み、下が平坦で丸太が立っているようにしか見えないのですごい間延び&寂しい感が漂っている。これをどう上手く生かすかは用意ではないでしょうし、かといって変に詰め込めば大胆構図が死んでしまいます。
来年もこのタイプを選ぶかはわかりませんが、もし出来るのであれば新しい山車の可能性をもっと広げて欲しいなと思いました。

そんな感じで後夜祭を楽しんできたわけですが、山車以外で気になったのは女の子、それも若くて華奢な女の子の大太鼓が多かった気がしたことです。
まぁ若い女の子の大太鼓は昔からいたにはいたんですが、やたらにスタイルの良いおねえさんだったり和風美人だったりが多かった気がしていました。
が、今年はかなり今風と言いますか若いなぁ、と思ったりなんだリしたわけですな。
ということをこれからmixiに書いてみる予定です。

以上。

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