デビル癌のワクチン開発が一歩前進か?
2008年4月2日
絶滅の危機歯止めに期待 豪タスマニアデビル(Web東奥4/2)
近年タスマニアデビルに流行している伝染性の病気「デビル顔面腫瘍性疾患」、続に言う『デビル癌』のワクチン開発に繋がる手がかりが見つかりそうなんだとか。
これは腫瘍細胞の投与実験で抗体が出来た個体が確認されたということだそうで、上手くいけばワクチン治療などへ繋がるのではないかとも考えられます。
あまり日本人には知られていないかも知れませんが、たいへんなんですよデビル癌は。
もうあれだ、自然発生的な病気でタスマニアデビルが死に絶えるかも知れないぐらいの危機的状況なわけですよ(まぁもしかしたら何らかの人為的な要因が絡んだ人災かも知れませんけどね)。
しかももう見るに耐えないぐらいのものすごい症状なんですよ、顔面が腫瘍でもう正視に耐えられないぐらいの状況にまでなってしまい死にいたる病気なんですよ。
デビル癌の研究自体まだまだわからないことだらけのはずですが、ただでさえ人間が多くの生き物の生存を脅かしている現代にあって、このような研究の結果で少しでも生き物が救われるのであれば未来にも少しの希望がもてるんではないかと…ワクチン開発が成功することを陰ながら応援しております。