ウィルコム、データ向け新料金プラン「新つなぎ放題」を発表(追記アリ)

AIR-EDGE新料金プラン「新つなぎ放題」の提供について ~モバイルデータ通信で月額3,880円完全定額プランがスタート~(ウィルコムプレスリリース2/19)
ウィルコム、月額3,880円のデータ通信プラン「新つなぎ放題」(ケータイWatch2/19)
“全国で使える”月額3880円のデータ定額「新つなぎ放題」――ウィルコム(ITmedia+Dモバイル2/19)
ウィルコム、「W-OAM typeG」の通信速度を最大800kbpsに高速化(ITmedia+Dモバイル2/19)
新つなぎ放題(ウィルコム料金プラン)

ウィルコムが新しいデータ向け料金プランとなる「新つなぎ放題」を発表しました。
◆追記1◆
「新つなぎ放題」はデータ通信向けの料金プランで、月額3880円で1x~8xまでのパケット通信が使い放題となるプランです。
2年契約が必須で、期間中に解約すると解除手数料9975円が発生する。ただしW-VALUE SELECTで加入した場合には解除手数料がかからないそうです。
既存の割引サービス(A&B割、マルチパック、年間契約割引など)などは適用対象外。
通信規格は現行PHS、W-OAM、W-OAM typeGに対応、また体感速度向上サービス「MEGA PLUS」の利用も可能。
対応機種はパケット通信対応のデータ通信カードやW-SIM対応機種。
また新つなぎ放題に加入するとウィルコムのネット接続サービス「PRIN」の利用料が最大2カ月分無料となる。そうです。
注意点としては音声通話が利用できない点と、通常のケータイの2年契約と異なりプランに対して2年契約が掛けられているので期間中の解約だけでなくプラン変更でも解除手数料が発生する点があげられる。
サービス開始は3月21日。

予約キャンペーンも行われるそうです。
これは2月21日~3月20日のキャンペーン期間中にW-VALUE SELECTでデータ通信カードを購入して「つなぎ放題[PRO]」か「つなぎ放題[4x]」のどちらかに加入し「新つなぎ放題」を予約すると、新つなぎ放題になる前の最初の1ヶ月間の利用料相当額がキャッシュバック(おそらく請求書上での相殺)となり、新つなぎ放題開始前の1ヶ月の月額料金が実質無料となるっぽいです。
◆追記1◆

とりあえず仕事中(休憩中)なので、感想や思ったことだけ。
これは良いプランだと思います。

まず料金、競争力のあるレベルに引き下げたのは評価に値する。これで8Xまで利用可能なのはありがたい。
パケットのみ対象なのも良い判断、回線を占有しないことは大事ですからね。
音声通話なしなのはおらには納得のいく話。一部でこのことに文句を言っている人もいるようですが、データカードでそんなに音声通話をしますか?という話よね。
通話をするなら従来のデータ向けプランなり音声向けプランなりを活用すればいいだけの話ね。すべてを優遇したマルチなプランなどあるはずがないからね。

まぁざっと見た限りではパット見の安さと効率的な電波の利用を視野に入れた悪くない存在ではないかと思いますぞい。

◆追記2◆
よし、とりあえず帰ってきて一段落ついて追記1書いたので追記2開始。
と思ったが、とりあえずプランについて言いたいことは休憩中に書いたので十分かな。

ぶっちゃけ通信の制限の少なさとエリアの広さで言えばウィルコムに勝てるキャリアはまだないわけだし、モバイルデータ通信創生期からがんばってきた料金がそのままだったという意味で負けていた価格もこれで負けなくなったと、実行速度でも近頃は3Gはバンバン落ちてきたり制限掛けられまくってそれほど大きな差はなくなってきているらしいし、ウィルコムの「新つなぎ放題」がPCでのモバイルデータ通信では大本命のイチオシと言えることとなったのはウィルコムユーザーとしてはうれしいことです。

ただ今回のはデータ通信のみなユーザー向けのプランなのよね。
ということはだ、音声も利用したいユーザーには従来のデータ向けのプランか、あるいはウィルコム定額プランを利用しろということになってくるわけです。
しかしユーザーにもいろんなタイプがいて、中には「音声とパケット定額は要るが音声定額はいらない」っていうユーザーもおるわけです。
そう考えると今回の新料金はとても良いとは思うが、まだウィルコムには手をつけるべき料金プランがあると言わずにはいられない。

そんな感じでおらが思うにだ、やはりウィルコムは3つの定額(音声、メール、パケット)を選べる、あるいは選ばないプランを用意すべきと思うのよね。
まぁそれぞれの組み合わせからいけば、音声定額前提であればメール定額もパケット定額も全てカバーできる料金プランが用意されていることになります。また音声定額無しでも、新つなぎ放題やつなぎ放題シリーズでパケット定額はカバーできています。
しかしいっさいの定額をいらないユーザー(待ち受けメインのユーザーや少しの通話しかしないユーザー)や、メール定額のみ欲しいユーザーをカバーしきれていないのよね。
まぁ前者はドコモやauのSS、あるいはソフトバンクのホワイトプランなんかがそれをカバーしているが、現行のウィルコムにはそれがない(古い音声向け料金プランはあるけどね)。
後者はウィルコムの旧プランにいちおうあるが、現行プランでは音声定額かパケット定額をかませないと実現しない。
これらに対する答えというものも是非ウィルコムには示して欲しいのよね。

さぁウィルコムさん、今年はバリバリガンガン攻めて下さいね(=ω=。

▼参考リンク▼
ウィルコムの音声向け料金プランを考える1(みどウィル移9/10)

2件のコメント

  • SECRET: 0
    PASS: bef25860d24aea5438acb29778fb3f29
    ZERO3はモデムでもあり、電話であり、ネット閲覧端末であることが重要です。
    PC持っている人も多いので、PC接続でもZERO3単独接続でも料金が変わらず(パケット定額)、そして、せめて受信用としてだけでも電話を使いたいわけです。(じゃないとセカンド携帯になる)

    WILLCOMでは1Mを超える通信を現時点では期待できないので、画像の閲覧はあきらめており、主にテキストベースでのWEB(ニュースを読む、天気、wiki、辞書を調べるなど)で使っていて、それであればさほど速度もいらないので現行のつなぎ放題で充分なんです。(マルチパックも該当するし)
    新つなぎ放題は、PCメイン(カード)のプランであり、音声通話が全く出来ないので、いろいろ反論がでているのだと思います。
    こうやってネットサーフィンをしているWILLCOMユーザーは、PCを持つ人が中心なので、ZERO3を持っている人が多いから通話なしはかなりダメージがあるのかも知れませんね。(音声通話が不可だとダブルフォルダー化してしまう。)
    私もwillcomがメインの電話機として飛躍するためには、web閲覧とメールを気兼ねなく出来て、通話が出来る端末がなければいけないと思います。
    つなぎ放題の料金体系を1本化し、64Kから128kが使えて、なお音声通話もできたらなあとと思っています。(料金は新のように安くなくても現行のままでOK)

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ウィルコムに確認したところ、パケット通信ができる端末であれば、音声端末でも契約可能とのことでした。
    また、音声通話・ライトメールについては、発信が不可、着信は可能のようです。
    また、116のサービスセンター、110番等の緊急通話については発信可能とのことです。

    パケット通信(ネット・メール)と待受専用と割り切れる人ならば、通常の音声端末でも新プランの利便性を享受できそうですね。

コメントを残す