12月のケータイ純増数、ウィルコムなんとか純増、ドコモは猛追が始まった?
事業者 | 純増数 | 累計 |
ドコモ携帯 | +12万1500 | 5315万0500 |
ドコモPHS | -9万6500 | 15万5300 |
ドコモ全体 | +2万5000 | 5330万5800 |
au | +17万8400 | 2919万5600 |
ツーカー | -3万9800 | 35万9200 |
KDDI全体 | +13万8600 | 2955万4800 |
ウィルコム | +1万6100 | 461万6900 |
ソフトバンク | +21万0800 | 1761万3500 |
イー・モバイル | +8万3600 | 20万5900 |
総計 | +47万4100 | 1億0529万6900 |
12月の携帯・PHS契約数、携帯契約数が1億人を突破(ケータイWatch1/10)
ドコモが3月以来の6ケタ純増も、KDDIが2位を堅持──12月契約数(ITmedia+Dモバイル1/10)
12月のケータイ契約者数が発表されました。
今回も毎度おなじみのみどりうか流「携帯でもPHSでも同じキャリアなら一緒にしようよ方式」で勝手に集計してみました。
今回の純増トップもソフトバンクモバイル、8ヶ月連続での純増数首位キープです。
しかも今回は他キャリアも純贈しており、ソフトバンクの独走状態とは必ずしも言えない状況となり始めてきているようにも感じます。
今月も純増トップだったソフトバンクモバイル、実に8ヶ月連続トップとなります。
しかし他の追随を許さぬ独走状態とはいかなくなってきておるのか、他キャリアの追い上げを受けているようにも見て取れます。
これは実質支払額が上げられてきていることが影響してきたんか、あるいは他キャリアの新料金プラン登場の影響とみるべきなのか判断に悩みますが、まぁなんにしてもソフトバンクモバイルがかつてのYahooビジネスのように、当初のみ安く見せかけて徐々に実質値上げしたのと同じ手法を歩もうとしているのは明白です。
その流れに対して今後ユーザーがどのような反応を示すのか、その辺りに注目していきたいです。
見せ方としてのメリットがほとんどないauの新料金プランですが、0円端末の大量投入によって実は現在全キャリア中で2年間の端末代+ケータイ代が安いという状態にあることもまた事実です。まぁおらもついこの間まで気づかなかったんだけどね。
今後その辺りが一般に理解されるか次第ではさらなる飛躍も不可能ではないでしょう。
気になるのはツーカーユーザーの動向、まだ36万近くおるんすよね。
これがauに取り込まれるのか、あるいは他キャリアへと流れるのか、今年前半の見所の1つと言えましょう。
今後も目が離せません。
まぁアドエスを実質0円で売っているのでね、これで純増にならなければさすがに辛かったわけですが、いちおうなんとか純増で一安心です。
が、たぶんアドエス効果はせいぜい今月ぐらいでしょう。今入手している人はアドエスは欲しいが価格で躊躇していた人だからのう、そんなには続かんべ。
やはり何らかの施策は必要なのだと思いますが、ウィルコムはどのように考えておるのでしょう。
そういえばなんかふぇちゅいんさんもおもしろい案を考えているみたいっすね。
こういうアイデアは是非ウィルコムに採用して欲しいもんです。
イー・モバイルは3ヶ月ぶりの発表で8万3600の純増と純増ペースを上げてきているようです。
今後開始される音声サービスの内容次第では大化けする可能性もあるだけにいろんな意味で期待したいところですな。
いよいよ反撃に転じたドコモと、なんとか純増数レース2位に止まりたいau、純減から脱して純増ペースを取り戻したいウィルコムとソフトバンク以外の動きが目立ってきました。
そんな中でこっそりと新スーパーボーナス価格を値上げしたり特典を減らしたりと悪しきソフトバンクビジネスの様相を呈してきたソフトバンクモバイル、今後その現実に一般ユーザーが気付くか否か、その辺りがとても気になる今月の純増数でした。