ケータイ料金比較の新スタンダードは「2年間の端末代とケータイ代の合計」

同じ土俵に立ちつつあるケータイ業界(みどウィル移11/26)

移転に記事書きました。
ズバリ、この記事のタイトルのまんまです。

ケータイ料金の比較をする際に従来はほとんど条件付けで月のケータイ代のみをくらべていたわけですが、これからは2年間に掛かる端末代金とケータイ代金の合計を元に比較する時代に入ったわけです。
というのもの、ドコモもauもソフトバンクモバイルもウィルコムも、主力となる最もオトクと言われている料金&端末購入を前提にすると、2年間使いつづけることが大前提になってくるわけです。WVSや新スーパーボーナスはもちろん、バリューコースの割賦販売もそうだし、ベーシックコースやフルサポートコースも2年縛りだし、シンプルコースは現状端末購入時に選ぶメリットはありませんからね。
ということは、なんか知らんが気がつけば2年間に必要な端末代とケータイ代の合計で、計算上はキッパリとどれがオトクかが出てしまうということです。計算はめんどいが。

まぁそこいらの詳しいことは書いたリンク先記事に譲るとして、
とりあえずこれで、どんな使い方にどのコースが向いているかが良くわかってきました。

音声定額やメール定額目的であればウィルコム定額プランかホワイトプランの2択です。
価格的にはウィルコム定額プランとホワイトプランは、ほとんどの場合そんなには差がありません。
というのもです。現在新スーパーボーナスでホワイトプランを契約すれば、最低支払額は月1280円になり(賦払金がそうだから仕方ない)、まっさらのウィルコム定額プラン(月2900円)との差額は1620円、これはパケットだと約7000パケット、通話だと約38分で使い切る量しかないわけです。
これをウィルコム定額プランでは無料だがホワイトプランで優良な部分、つまり21時~25時の通話と他キャリア相手のメール送受信でどれだけ使うかを考える。
まぁある程度知り合いがいる人であればメールの送受信はそこそこあるし、通話だって多くの社会人が自由になる時間と言えば21時から翌日1時か2時ぐらいが一番電話で話す余裕があるわけですよ。
だから音声定額やメール定額が目的であれば、ウィルコム定額プランかホワイトプランの2択で間違いがない。あとは使い方次第。
ただし、家族で二人以上が使うならばウィルコム定額プランのほうがオトクになりやすいと言えるでしょう。

もし待ち受けのみで自分からは利用しないのであれば、ホワイトプラン本命のバリューコースとフルサポートコースが対抗でウィルコム定額プランも考慮の必要アリ?という辺りでしょうか。
ホワイトプランなら新スーパーボーナス込みで最も安い端末購入で月1280円、メールアドレスを所有するなら月1295円で利用できます。準音声定額とキャリア内メール定額はあるが無料通話分はない。
バリューコースなら今後投入される705iシリーズ次第、まぁ仮に3万円ぐらいの端末だとして月1250円上乗せ。タイプSSバリューで最大割引適用で1050円なので月合計2300円、メール使うなら2510円。ただし1050円分の無料通話分が付く。
フルサポートコースは新端末縛りはないので、いちおう店舗に在庫があれば1円端末なども入手可能でしょう。とすると最大割引適用でプランSSが月1890円、メールも使うなら月2205円で1050円の無料通話分が付くと。
ウィルコム定額プランで月2200円で利用できる環境で他への連絡はメールのみとすれば、もう2200円でメール砲台、いちおうの連絡手段使い放題が基本料のみで入手できると。ウィルコム相手には通話放題で端末代も実質無料となります。

普通のインターネットを閲覧したりしたいならばウィルコムがだんぜんオトク。
もしウィルコムが使えない環境ならば仕方ないから他のを選ぼう、ぐらいの話。

とこのように、今まで以上にある意味での比較はしやすくなったわけですよ。面倒ではあるが。

まぁますます複雑怪奇になっていく料金プランには困った感があるわけですが、ケータイ業界が2年契約での端末購入という同じ土俵に立ってしまったことはユーザー的にはけして悪いことではありませんよ、ということを言いたかったのですきっと。

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