ドコモも2年契約+1年目から基本料50%OFFを開始するらしい
「ファミ割MAX」と「ひとりでも割引」の割引率拡大およびサービス名称変更(ドコモ報道発表資料7/27)
ドコモの「ファミ割MAX」「ひとりでも割引」、初年から半額に(ケータイWatch7/27)
NTTドコモ、新割引を改定――1人でもいきなり半額の「ひとりでも割50」(ITmedia+Dモバイル7/27)
ドコモ、第1四半期決算は減収減益 中村社長「新料金制度はソフトバンクとも戦える」(ケータイWatch7/27)
NTTドコモの2008年3月期第1四半期、減収減益(ITmedia+Dモバイル7/27)
「ファミ割MAX50」対抗措置、ソフトバンクも初年度から半額に(ケータイWatch7/27)
ソフトバンク、ドコモ対抗で再値下げ――「家族割引MAX50」「自分割引50」(ITmedia+Dモバイル7/27)
ドコモが導入を予定していた2年契約必須の基本料金割引サービス「ファミ割MAX」「ひとりでも割引」を改定&改名し、「ファミ割MAX50」「ひとりでも割引50」とするんだそうな。
1年目から50%OFF、つまりはいきなり基本料金半額になるそうです。
サービス開始はどちらも8月22日、ファミ割MAXは当初の予定の9月1日から前倒しでの提供開始となる。当然2年契約は必須。
ドコモの偉い人も明言しているようにauの「誰でも割」を意識したというかパクった形ですが、一人用とファミ割用を分けて別サービスとした辺りはドコモ的にファミリーな部分をアピールする思惑がもしかしたらあるんでしょうかね。
まぁ細かいところは置いとくとして、ドコモとは思えないほどの素早い改定決定には、今までのような慢心ではないドコモの本気を感じるようで少し怖い気もします。
ただね、ドコモの偉い人がホワイトプランの980円(税込)との料金比較にタイプSSの税抜料金3600円を比べ、「割引後に無料通話分を引くと実質800円」とか語る辺りはちょっとけっこうかなりヤナ感じです。
ドコモは昔からだけどさ、税抜価格を前に出したがるよね。
でもそれを比較の場でするのはズッコイのよ。
人っていうのはけっこうイメージで認識している部分がありまくりで、1000円と980円では20円しか違わないのにすごい料金差を感じるわけです。同様に840円と800円ポッキリでは印象がだいぶ違ってくる。
真似っ子とは言えせっかく反撃に出ようというのだから、その辺りのズッコイ部分はやめて欲しいのよね。
まぁ何にしても、ソフトバンクモバイル的にはハッタリだけかまして本当は値下げはして欲しくない部分があったはずでして、なかなか厳しい状況になることが予想されます。ホワイトプランの準音声定額(1~21時までソフトバンクへの通話が無料)のメリットをもってしても高ARPUユーザーへの訴求は弱く、さらなるARPU低下に陥りそうですしね。
そしてケータイ業界の主流は、2年縛りを基本とした基本料金値引へと移行していくだろうことはまず間違いないでしょう。
しかしこれが脱インセとは限らないのがちょっちあれよね、困ったモンジャ(=ω=。
▼参考リンク▼
au、1年目からいきなり基本料半額になる「誰でも割」を発表(追記アリ)(みどりうかブログ7/19)
ドコモ、新割引「ファミ割MAX」「ひとりでも割引」を発表(追々記アリ)(みどりうかブログ6/26)