ケータイ各キャリアの新潟中越沖地震による影響の復旧状況
2007年7月17日
携帯・PHS各社、新潟中越地震の復旧状況(ケータイWatch7/17)
ケータイWatchに、ケータイ各キャリアの新潟中越沖地震による影響の復旧状況についての記事が載ってはる。
通信規制については16日時点で解除されており、現在はキャリア毎に通信できない地域が残っている状態だそうな。
ドコモは柏崎市の一部と刈羽郡刈羽村の一部で、これらは停電による影響での停波しているらしい。現在移動電源車など16台が配備され対応しているとのこと。
auは北陸自動車道の柏崎トンネルのみ利用できない状態で、通信設備の被害によるものらしい。こちらも移動電源車を投入し対策しているそうな。
ソフトバンクモバイルは停電もしくは通信網の障害により柏崎市の一部で2G用2基地局、3G用6基地局が利用できない状態とのこと。
尚ウィルコムは柏崎市の一部で障害が発生しているが、周辺の基地局でカバーしており通信等が利用できる状態とのこと。またウィルコムは今回の地震で通信規制はおこなわなかったそうです。
1つの基地局がダウンすると広範囲に影響が出るマクロセル方式の携帯電話と違い、周辺基地局がダウンした基地局をカバーしやすいマイクロセル方式のウィルコムPHSの災害への強さが反映した結果でしょうか。
またマイクロセルのウィルコムだからこそ通信規制をしなくても大丈夫だった、とも言えるでしょう。
ドコモやauに比べて地域によっては使えないことも少なくないウィルコムではありますが、維持費の安さと災害時への強さを考えれば、田舎の両親に持たせていざという時の通信手段を確保するという使い方も出来るのかも知れませんね。