日本通信、ドコモとの協議不調で総務省に裁定申請(ケータイWatch7/9)
日本通信、ドコモとの相互接続で合意に至らず──総務大臣の裁定を申請(ITmedia+Dモバイル7/9)
NTTドコモとの相互接続に関し、総務大臣による裁定を申請(日本通信株式会社 投資家情報7/9)(PDFファイル)

ドコモ網を利用したMVNO実現への協議を続けてきた日本通信が、「MVNO側がサービス内容を決定できる」「MVNO側がサービス料金を設定できる」「データ通信の接続料金はエンドエンド料金」「接続料は帯域幅に応じた課金」「接続に必要な技術開発費用・開発期間が合理的で適正水準であること」の5点においてドコモとの合意点を見出せなかったとして、総務大臣に裁定を申請することにしたそうな。

つまりは、MVNO側がサービス内容や料金を決められて、エンドエンド料金(距離に関係ない料金、現在のケータイの主流の料金体系のような形)にできて、帯域幅に応じた課金にしてくれて、接続に必要な費用などをふっかけないでくれ、ということね。
やや強引に言い換えるなら、ドコモはその条件を飲み込まなかったということになりますな。

まぁぶっちゃけドコモはMVNOに協力したくないんだべ。対外的に「いやいや、ドコモはみなさんと協力していきますよ」とアピールはしていても本音はね、きっとね。
大臣というか総務省判断がどう出るか次第だけれども、MVNOの為にはドコモは大人しく開放した方が良いんだけど…どうなるんだべね。
日本通信の主張通りに開放したらドコモがすごい暴利をむさぼっていることがバレちゃったりしてね(=ω=。

◆追記◆
何故か日本通信を日本無線と書いていた自分がおる…orz