ヤマトがPHS内臓タグを利用した引越貨物の追跡サービス開始

ヤマトが引越し貨物の追跡情報サービス開始、PHS内蔵のアクティブ型ICタグを活用(ITpro6/12)

ヤマトさんがPHS内臓のICタグを利用した引越貨物の追跡情報サービスを開始するそうな。
ユーザーがサイト上で伝票番号などを入力すると1時間毎の位置情報の一覧が表示されるそうな。
サービス対象となるのは単身者向けの新サービス「引越ユニット便S」で追加料金などは無し。サービス品質の精度向上と顧客サービスの強化のために導入したらしい。

>位置情報は、ウィルコムのPHS網を使って計算する。GPSと違い、建物の中などでもほぼ問題なく利用できることを評価した。
↑この辺りが素晴らしい。
世間一般では位置情報検索に関して「GPS>PHS」みたいに思い込んでいるが、実際にはその使用状況次第でGPSのが優れている場合もあればPHSの方が優れている場合もある。
その辺りをちゃんと理解して採用していただいた辺りはとてもうれしいですな。

記事によると、どうもこの「引越ユニット便S」ってのはヤマト運輸の宅配便網を利用してコスト削減しているみたいね。
でもその関係で引越し貨物がうっかり宅配便にまぎれて宅配便の拠点に配送されて行方不明になったこともあったそうな。
んでそういう場合の追跡という意味合いもあるらしい、いなくなってもすぐに見つけられるという寸法ね。

なんか運送業界ってウィルコムに優しいというか、偏見なくちゃんとウィルコムを見てくれている感じよね。
もちろんウィルコムが万能なわけではないし、それぞれの使い方によって適材適所なキャリア選びが必要なんども、その結果ウィルコムを活用してもらえるのはうれしい限りよね。
こんな感じで他の業界でもどんどん導入事例が増えるといいですな。

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