沖電気が歩行者の安全支援をする「安全携帯端末」を試作
2007年5月28日
沖電気、交通事故防止に向けた携帯電話を試作(ケータイWatch5/28)
歩行者の安全支援を可能にする世界初の「安全携帯端末」を試作(沖電気工業プレスリリース5/28)
沖電気工業が携帯電話に自動車間通信システムを搭載できる「超小型DSRC無線モジュール」というものを開発したそうな。
なんでも、GPSで歩行者の現在地を取得して近く(半径数100m)で走行中の車両に位置情報を送信するんだそうな。
歩行者は安全携帯端末を持ち、車両が近づいたりするとそのことを教えてくれるんだそうな。
現在はGSM方式対応だが、今後は3GやPHSや無線LANなどにも変更できる機能拡張をするらしい。
これはすごい期待したい技術ね。
まぁ歩行者や車への搭載が前提条件ではあるものの、見通しの悪い道路で飛び出してくる人や自転車が車は少なくないですからね。
そういう人たちに見えない情報を教えてくれるのは良いことでしょう。
あとはこういうのが普及していけば、自分の行動を客観的に見ることもできるようになるかもね。
だって多いもの、交差点に進入してから左右確認するチャリとかさ(=ω=A;
本人は左右確認してから交差点に入っているつもりなのかも知れないが、車を運転する側にとってあれほど恐ろしいものはない。ある意味確信犯よりも自覚のない人の方がたちが悪いのよね。
そういう人たちが自分の行動を省みる為の道具の1つになるのかも知れない、と淡い期待を寄せております。