カエル・ツボカビ症で死んだカエルの見分け方
カビ感染カエルの見つけ方 研究者組織がマニュアル(Web東奥2/2)
両生類保全研究資料室(仮称)
野外で死亡しているカエルの死因がカエル・ツボカビ症かどうかを判断するマニュアル(暫定版)を両生類保全研究資料室(仮称)さんで公開しているそうです。
簡単にまとめると、
■目立った外傷がない
■同じ場所で大量に死んでいる
■何日も連続して死体がみつかる
■死体の発見場所が広がっていく
以上4項目の内、2つ以上に当てはまる場合には注意が必要だそうな。詳しくは両生類保全研究資料室(仮称)さん内にある野外におけるカエルツボカビ症発見マニュアル(暫定版)を参照。疑わしい場合は両生類保全研究資料室(仮称)さんもしくは近くの獣医師などに連絡を。
4項目は必ずしも全て当てはまると言うわけではないはずよね。
外傷はカエルの種類によってもかなり違うらしいし、大量死なども農薬などによって起こる場合もある。
ただカエルは環境の変化に敏感な生き物であり、カエルが自然下で大量に死んでいるのが人目につくと言うのは何らかの異常が発生しているということでもあります。
ですから疑わしい場合には両生類保全研究資料室(仮称)さんもしくは近くの獣医師などに連絡相談をお願いします。何でしたらこのページに場所などを明記してコメントして下さっても良いぐらいの勢いです…まぁおらは八戸市以外へは行けないので八戸市外は確認できませんけどね、その場合は役所にでも連絡差し上げます…でもできれば直接役所に電話しちゃってけれ。
今回のはあくまで野外に自生しているカエル(しかも死んでいる場合)の見分け方です。
当然ですが、ペットとして飼育しているカエルや生餌として与えるカエルにも感染の可能性はあります。
カエル飼育者やカエルを生餌として利用している方は、飼育水や機材の廃棄にも気をつけてください。煮込むかハイター漬け込みで大丈夫だそうです。
▼参考リンク▼
環境省が外国産カエルの流通状況調査へ(みどりうかブログ2/1)
肉食魚飼育者もツボカビには注意が必要です。(みどりうかブログ1/21)
カエル・ツボカビ病…水辺の生き物を扱う人ならまずは読んで欲しい(みどりうかブログ1/13)
両生類の致死率90%以上! 「カエル・ツボカビ症」日本上陸(ワサワサブログ1/13)
カエル・ツボカビ症は既に日本に上陸している!?(ワサワサブログ1/20)
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鳥インフルエンザが話題になっていますが、こちらは渡り鳥で不可抗力かもしれませんね。
カエルさんの方は、もしかしたら、ペットからの蔓延かもしれませんから、ヒトの影響が大かも。
飼えなくなったは虫類や両生類を捨てるヒトもいるそうですから困った物です。
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カエルの場合は日本ではペットや餌用としての輸入が原因でしょうから、明らかに人が関わってのことですよね。
まぁ幸いというかなんというか、まだ日本の自然下での確認例がないんですけどね。もしそういう事例が見つかったら早期に封じ込めして欲しいところです。
とりあえずはカエルだけでなく、飼育水もそのまま捨てないようにということを多くの人に知ってもらうことでしょうかね。おらも地道に周りに教え込んでおきます。