新年早々微妙な誤解を与えるような変な記事が…(追記アリ&長文注意)

2007年は、日本のスマートフォン元年になる(上)(ライブドアPJニュース1/2)

新年早々、微妙な誤解を与えるような変な記事がライブドアPJニュースに載っていました…あぁ…またあの調べもしないでウソ書いたりする人の記事だ…orz

いつも思うが、どうしてちゃんと調べないで適当に書き捨てるんだべねこの人。
まぁいろいろツッコミどころ満載で、というかウィルコムに関する辺りがけっこう微妙な書き様していて勘違いされるとトラブルの原因になりかねないと勝手に思い込み抗議のメールをしておいた。

まぁあれだ、これからまた延々長々書きますが、とりあえずは文中で
>2005年の末に、WILLCOMがシャープの端末W-ZERO3を売り出してから、日本でもスマートフォンの時代が始まった。
とあるのに、なんでタイトルは2007年は、日本のスマートフォン元年になる(上)(ライブドアPJニュース1/2)なんだ?
スマートフォンの時代が始まる年とスマートフォン元年は違うのか? と言いたいが、まぁ自分の文章を読み返したり客観的に見たりできない人種なのかも知れませんな。
と新年初の毒を吐くΨ(=ω=。←悪

とりあえず以下赤文が原文。また削除とか修正とかするかも知れないので記念に残しておこう。

2007年は、日本のスマートフォン元年になる(上)

【PJニュース 01月02日】- 2007年は、PDAつまり、スマートフォンの時代になるだろう。今までモバイルと言えば、ノートパソコンかケータイだった。日本では小型のノートかケータイのどちらかしか、モバイルという言葉に当てはまる実用的なデバイスはなかった。過去に、PDAはいろいろと出ては消えた。PDAに無線LANのモジュールを差せば、無線LAN、PHSカードを入れれば、データ通信ができるものは、今までのPDAでもあった。東芝のGENIOや、シャープのZAURUS、HPのiPAC、CASIOのカシオペア、パームなどなど、PDAは、当時のビジネスマンの情報活用に、それなりに役に立ってきた。

 PDAは10年ほど前に日本で最盛期を迎えたようだが、それから進化しなくなった。というのは、ソフト・ハードの両面で仕事に使うには今ひとつ物足りなくなったからだ。インターネットで使えるPDAであるためには、まず、定額で使えるケータイが付いていないと、インターネットを無制限に見るわけには行かない。それと、パソコンとのデータのやりとりが簡単でなければ、忙しいときにパッと外へ持ち出すわけには行かない。この二つがPDAを仕事に使うための最低条件だろう。

 しかし、欧米ではビジネスに使えるスマートフォンという形でPDAが出ていた。この何年か日本からの海外出張者が、あちらのビジネスマンの使っているスマートフォンをみて悔しがった。2005年の末に、WILLCOMがシャープの端末W-ZERO3を売り出してから、日本でもスマートフォンの時代が始まった。2006年末には、WILLCOMだけでなく、NTT、SoftBankが、同じ台湾htc社のスマートフォンを売り出した。

 NTTは法人向けと10月からインターネット販売。SoftBankは10月から発売中だ。WILLCOMもW-ZERO3の問題点や大きさを改善してES(エス)と言う機種を出した。WILLCOMは機種を変えてもケータイ機能の部分と住所録などをためてあるメモリのところをSIM(Subscriber Identity Module)カードというモジュールにしてあるので、そこだけ入れ替えれば、機種変更の手間がいらないようにしてある。さらに、SIMも新しいバージョンを出すなど意欲的だ。なお、3機種とも、キーボード付きだ。【つづく】

パブリック・ジャーナリスト 安居院 文男【東京都】

もっともらしいことを言ってはいるが、微妙に確実に事実と違う部分がボロボロと…まぁウィルコム以外でも「定額でないと無理」みたいなことを書いておいて、ネット閲覧が定額にならないドコモのスマートフォンを持ち上げている辺りどうかと思うが、そこいらはドコモ好きな人がどこかでツッコミ入れてくれると思い込んでおこう。

他にも文章が同じこと言っていたり、文脈的に妙だったりとツッコミどころはいっぱいですが、正直言うともうメールでかなり長い文章書いて送りつけたので気持ち的には書くことなくなってたりしまして、なんとなくおらが勝手に文章を直してあげようと思った、ヤツアタリ気味に。以下オレンジのがおらが直した文章。

2007年はスマートフォンが市民権を得る年になる

【みどりうかニュース 01月02日】-2007年のケータイ業界では、ますますスマートフォンが市民権を得ることであろう。

今までモバイルインターネットと言えば、ノートパソコンを利用するか、ケータイ搭載のネット閲覧機能を使うしか実質的にはなかったと言える。
もちろんPDAとよばれる小型情報端末も存在はしていたが、一般にまで浸透するには至らずに様々なPDAが生まれては消えていった、というのが実のところだ。

日本でPDAが一般にまで浸透しなかった理由は、その進化が鈍ったことと通信料にあるだろう。
10年ほど前に日本での最盛期を迎えたPDAではあるが、その後ケータイの進化やノートPCの小型化高性能化に大きく溝を開けられ、ソフト面でもハード面でも足踏み状態となっていた。
またDDIポケット(現ウィルコム)のデータ通信定額制を利用したノートPCでのモバイルインターネット定額制の開始や、ドコモのiモードなどにケータイ向けサイトの充実により、PDAでのネット利用は割高となってしまい選択肢から外されていった、というのがPDAのこの10年であろう。
つまりPDAがその真価を発揮するには、インターネットを定額で利用できる環境と、PCとの連携などをより快適に行えるハードとソフトの環境が必要だったわけです。

そのころ欧米では、日本とはまた違ったケータイが生まれていました。
欧米ではビジネスユーザー向けに、メールやPCとの連携が可能なスマートフォンというPDAとは別の形のモバイル端末が誕生していたのです。
スマートフォンの登場により、海外では日本とはまた違った形でのケータイとネットとの融合、そしてビジネス用途での活用がされていました。通話とメール、そしてPCとの連携により、スマートフォン1つで屋外でも多くのことができるようになっていったわけです。
聞くところによると、ここ数年の日本の海外出張者は欧米のビジネスマンのもつスマートフォンをみて悔しがったと言います。

しかし日本においても2005年末にスマートフォンが誕生します。
ウィルコムがシャープ製WindowsMobile搭載W-SIM対応端末「W-ZERO3(WS003SH)」を発売したのです。
ウィルコムは前年にも日本初のフルブラウザ搭載ケータイ「京ぽん(AH-K3001V)」を発売しており、ケータイでのPCネット閲覧&PCメール利用ができる環境は整っていたわけですが、W-ZERO3にはWindowsMobileが搭載されているために、よりPCライクにより自由に使うことが可能となり、これによって日本におけるスマートフォンの歴史が事実上始まったのです。

翌2006年、ウィルコムはW-ZERO3の高性能バージョン「W-ZERO3(WS004SH)」を発売、さらにウィルコムはよりケータイライクに使える新規軸のW-ZERO3「W-ZERO3[es]」を投入しました。
またソフトバンクモバイルもHTC製端末「X01HT」を投入し、ドコモはHTC製端末「htc z」や「ブラックベリー」などを投入しました。さらにはノキアからはSIMロックフリー端末も発売されるなど、2006年は日本におけるスマートフォンが本格的に登場し始めた年だったと言えるでしょう。【つづくかはわからない】

みどりうか・管理人 りうか(紫緑龍化)【八戸市】

とりあえずこんなとこかな、またじさまやばさまの世話をしにいかねばならぬから手抜きだけどね、まぁこんなもんだべ。
書いていてやっぱり思ったが、スマートフォンで扱っているところにW-SIMをこじ入れるからおかしくなるのよ。本旨的にはW-SIMはスマートフォンである理由にはならないのだからいらん(W-ZERO3である理由にはなるかも知れんが)。

まぁ何にしてもあれだよ、
文章ってさ、読み返さないとダメよ。
それは紙に書く時もキーボードで打つ時も同じ、書いて何度も構成しなおして修正して校正かけて、客観的に見つめて判断して、やっとこさ文章ってのは完成するわけです。
それすらをしていないような稚拙なモノを垂れ流すのは、ライブドア的にもどうなんだろうとおら思うのよね。

何時ぞやは問い合わせたのが本人に回ったようで本人から回答(おらには言い訳にしか見えなかった)が来ましたが、今回はどうなんだべね。
何にしても、W-SIMをSIMカードのでっかいくくりでまとめちゃ誤解されますわよ、とおら思っておりますです。

◆2007/1/3追記◆
2007年は、日本のスマートフォン元年になる(下)(ライブドアPJニュース1/3)

続編がUPされてました。
読んでみてあらためて思った。
この筆者は詳しくないどころか、ちゃんと調べていないどころか、情報をまともに読んで理解してすらいないで思い込みで書く人のようです。

筆者はどうも理解していないようだが、W-SIMは広義ではSIMカードにいちおう含まれるとはいえ、W-SIMはそれ自体が通信機能を有したモジュールであり、単なる情報を詰め込んだICカードでしかないSIMカードとは別物なのよね。

また各キャリアのSIMカードで互換性があるだろうものは、ドコモとFOMAカードとソフトバンクモバイルのUSIMカードのみであり、auのauICカードやW-SIMは自キャリア内での利用しか出来ない。
またノキアのSIMロックフリー端末でFOMAカードとUSIMカードしか利用出来ないのは、通信方式に起因する問題。
そしてSIMロック自体はカードの問題というわけではなく、端末側の問題だべ。その背景には日本のケータイキャリアの販売方式であるインセンティブモデルがあり、その辺りを理解しないことにはSIMカードの意味合いすら理解できないでしょう。
さらにはauICカードはその思想から、1端末にしか使えず差し替えての利用は想定していない。ある意味FOMAカードなどとはまったくの別物です。
これらを理解しないでいっしょくたに表記するのはいかがなものだろうと思う、故意に誤解を与えたいのか、あるいは知ったふりして注目を集めたいのかは知りませんが、こういった筆者がおることがライブドアPJに対する反発を招く要因ではないかと思いますな。

またスマートフォンのフルブラウザ向けへの定額制がドコモに現状存在していないことも理解されているのかと疑問に思う。
さらにドコモやソフトバンクモバイルの端末の価格は人気が出たからと下がるわけではなく、通信料金については尚更関係ない話になってくる。
ユーザーを大事にするウィルコムと、自キャリアの利益を優先する携帯キャリアとの違いもわからずに考える辺りは、やはりケータイ事情にかなり疎いと言う他はないでしょう。

まぁ日本におけるスマートフォンが本格普及する年をスマートフォン元年とすること自体は1つの解釈であると思うが、その為にはドコモのパケ・ホーダイの完全パケット定額制化が不可欠だし、ソフトバンクモバイルについては明確な料金体系の構築と真摯な姿勢がなくては本格普及は不可能なはずです。
ケータイについての詳しい記事を書くからにはそのぐらいは理解して書いて欲しいし、それができないなら最初から書かねば良いと思います。

文章力についてはあえてノータッチ(=ω=。

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