PCとネットの間に置いてウイルスを検出する装置が開発されたらしい。
2006年11月22日
ハードでPCウイルスを高速チェック 産総研が技術開発(asahi.comビジネス産業11/22)
ハードでウイルス高速検出 ソフトの10倍、産総研(Web東奥11/22)
独立行政法人産業技術総合研究所が、PCとインターネットの間に入れてコンピューターウイルスを高速で検出&除去する装置を開発したそうな。
装置は幅25cm×奥行20cm×厚さ5cm、10ギガビットの通信データを瞬時にチェックできるとか。今後さらに小型化し価格を1万円以下に抑えて、5年以内に実用化したいらしい。
つまりあれだ、ウィルスチェック用のハードを開発したということよね。んでPCとモデムの間に挟む形で取り付けるのかな? まぁそんな感じなんだべね。
PCに依存せず対策用に特化することでPCへの負荷もなく処理も早くリスクも少ない、と素晴らしい存在ですな。
しかもこれなら、もしかして従来よりも導入が簡単かも知れない。
これはなんとか早いとこ商品化して欲しいところです。
今後に期待しましょう、とりあえず商品化されるまでは対策ソフトで予防しましょう。
◆2006/11/23追記◆
書き換え可能なハードウェアによる高速ウイルスチェックシステムの開発(産業技術総合研究所プレスリリース11/22)
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
そのコンセプトの製品はとっくに出てますね
http://flets.com/safety/s_setup.html
SECRET: 0
PASS: a172bfcc2100e1e90d1e151d4c0be1ae
そうっすか、んではおら方ではなく産業技術総合研究所に電話でもしてあげて下さい(=ω=。
とまぁ報告先がどうとかはおいといて、それってトレンドマイクロだかの製品よねたしか。すでに本家トレンドマイクロでは利用者数が少なくて更新しなくなったとかいうヤツだっけか。でもたしかあれはルータにウィルスチェック機能が載ってるだけよね。
今回のはなんかウイルスデータベースを監視して、新種が出たらその情報を元にその機械内のFPGA用のデジタル回路を生成してウイルスチェックを行うFPGAチップの機能を変更するまでを自動でやってくれるそうな。
つまり自動ウイルスチェック&除去&データ更新するだけでなく、自分の機能も勝手に向上させる素人にもより優しい機械みたいよ。
だから極端な話、PCとかに詳しくない奥様がこの機械を買ってきて、モデムとPCに繋がるLANケーブルの間に接続したらもう放置しても安心、ってぐらい簡単なことが近い将来あるかも知れない、って意味で世界初なんだべきっと。
ということで、とりあえず追記のリンク先を御覧下され。
あとついでに、10ギガビットイーサネット上のデータをリアルタイムにチェックできる性能らしい、よくわからんがきっとすごく早いんだべ。