飼い主は加害者に成り得ることを自覚すべき
2006年11月6日
タンカイザリガニ 特定外来生物に指定(東京新聞暮らし11/6)
外来水草「ウオーターレタス」淀川に大発生──「除去しきれぬ」関係者悲鳴(日経ネット関西版11/4)
1つ目のリンク先記事にて、ウチダザリガニの亜種であるタンカイザリガニが特定外来生物に指定されたことについての記事が載っています。
また2つ目のリンク先記事では、無責任な飼育者によるボタンウキクサ(ウォーターレタス)密放流に起因するであろう定着についての記事です。
2つの記事は経緯や事情が違うものの、どちらにも加害者としての無責任な一部の飼育者が存在することは明らかです。
昨今は簡単に安価に生き物が買える為になかなか意識しない人もおるようですが、生き物を飼うということはその生き物の命が尽きるまで責任を持つということです。ですから昔の親などは、子供が生き物を飼うことをなかなか許してはくれなかったものです。
そのことを多くの人が自覚しない限り、これからも特定外来生物に指定される生き物はドンドン増えていき、そのトバッチリで飼育できなくなるケースや密放流により不幸になる生体は増え続けるのだと思います。
飼い主はその意識次第でいつでも加害者に成り得る、ということを自覚して責任を持って生き物を飼育し最後まで飼い抜く義務があるのだと、飼う側も売る側も周知徹底する必要があるのだと思います。