犬にマイクロチップ装着

犬に名札代わりのチップ装着(Web東奥9/14)

青森県動物愛護センターは引き取った犬を新たな飼い主に譲渡する際に、その犬に名札代わりとなるマイクロチップ埋め込むことにしたんだそうな。
10月から開始され、引き取られた迷子犬の飼い主を速やかに見つけ出すのが目的なんだとか。
犬に埋め込まれるマイクロチップは長さ約20mm×太さ約2mmの円筒形、15桁の数字が記録されるそうな。

人によっては「犬がかわいそう」などと言いそうな話ですが、その背後にあるのは多くの捨て犬などの問題でしょう。
元々犬は人との共生関係を築きながら進化してきた生き物、また同時に古代から人間の手による選別繁殖によって品種改良されてきた生物、近年ではさらにそれに拍車が掛かっている存在です。
そういう意味では、犬は人間社会により沿っていかねば生きてはいけない弱い存在であり、いわゆる野生動物とは違う位置に存在しているのです。

「殺すのはかわいそう」などを安易に捨てる人がおり、その命のほとんどは結局保健所などで殺処分されてしまいます。
その人のエゴによる犠牲者を減らす為の施策がこのマイクロチップ埋め込みだとも言えるのです。

もしあなたがマイクロチップ埋め込みを少しでも「かわいそう」だと思ったならば、自分とその周りの出来る限りの範囲内でいいので生き物が捨てられることのないようにと、そのような話をして欲しいと思います。
おそらくは劇的には変わることは無いでしょうが、それでも少しでも無駄な殺処分が減るならばと、そう考えております。

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