余るクジラ肉、水産庁が売り込み必死　でも価格は高く(asahi.com暮らし一般9/10)

なんかクジラ肉が余っているそうな。
リンク先記事によると、調査捕鯨の拡大で供給量が増えているそうなのだが、商業捕鯨停止以後販路が減衰してしまい流通が難しくなっているとか。
また捕鯨費用確保のために卸値を一定より下げられない国の事情もあって、気軽に買えるほど安くはならないらしい。
さらに水産庁は『市場を刺激しすぎないように売ってほしい』と、って欲しいがあまり宣伝するなめんどいことを言われているそうな。

リンク先記事には100g450円とかあるが、実際はもうちょい高い気がする、どっちにしてもちょっとした国産牛よりも高いですから。 クジラ肉美味いんだけどね、おらはたまたま知り合いに鯨の商業捕鯨に関わっている人がおって去年食べたけど、刺身とか本当にもうたまらなく美味いのよね。 まぁ高いから買って食べろとは言い辛いが、クジラを食べる機会のある人は是非一度試してみて欲しいです。

仮にクジラが増えすぎると、他の魚とかの漁獲量は減るのよね。
種類のもよるけれど、多くのクジラは小魚やオキアミとかを食べている。
彼等は海の食物連鎖の上位に存在し、かつ大量にエサを捕食する存在。
だから大きな目で見ると、漁業に影響を与える存在、人間の競争相手でもあったりします。

まぁこう言う発想自体も人間のエゴなのでしょうけどね。
ただ漁獲量とかを考えるとクジラが増えて小魚とか食っている影響で、他のそれらをエサにしている魚が減っていくのではないかと心配したりもするのです。

何はともあれ、捕鯨はとりすぎない程度にして、捕った以上はちゃんと食べてあげるのが供養というもんです。
ということでクジラが安くなることを祈っております。