エチゼンクラゲ、やはり日本沿岸で繁殖か!?

エチゼンクラゲ、日本沿岸で繁殖? 水産庁調査へ(asahi.comサイエンス9/10)

リンク先記事によると、エチゼンクラゲが有明海で繁殖している恐れがあるんだそうな。
有明海では今年の春から夏に目撃情報が相次いだそうで、対馬沖で初観察されたよりも有明海での出現時期が早いこと、有明海の奥部で捕獲され湾の外側にみられない、という理由で有明海での定着の可能性が高いと判断されたのだとか。

環境の変化があればそこに住む生き物にも変化が出ることは当然起こり得る事。
エチゲンクラゲで言うならば、急激な中国の経済発展とそれに追いつけない廃水処理の送れによる水質汚染と富栄養化、それがエチゼンクラゲの大発生を生み出し、地球温暖化による海水温上昇が今までは繁殖不可能であった日本海沿岸での繁殖も可能にした、ということなのでしょう。

悲しむべきは、中国の経済発展時にかつて日本でも起こったような環境破壊が繰り返されている事、そして目先の利益に目が眩み自らの首を絞め続けているということに気付けない人が多いことです。
とはいえ便利で快適な生活を味わってしまった人はなかなか後戻りはできない。
ならばせめて、自分たちの生活の中で少しでも環境への負荷の少ないモノを選ぶということだけでもできないものかとこの頃よく思わされます。

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