六ヵ所ラプソディー 八戸上映会


あまりにも目立たない階段の壁で見つけたポスターをコッソリ撮影しました。
八戸市公民館にて映画「六ヵ所村ラプソディー」の上映会が開かれるそうです。

申しわけない、おらラピアのポスターを偶然見て知りました。
私が行った根城公民館での上映会は試写会でしたが、今回の上映会は映画代を支払う普通の上映会として行うようです。

上映日は6月22日、1回目の上映が14時から、2回目の上映が18時30分から行われます。
上映時間は2時間ほどになります。
前回おらが行った根城公民館での試写会でも上映後に鎌仲監督の話を聞く事ができたのですが、今回も上映後に鎌仲監督のお話があるようです。時間に余裕のある方は是非鎌仲監督のお話も聞いてみて欲しいと思います。

前売り券が800円、当日券が1000円、子供(中学生以下だったかな?)が500円だったかな?、そこらへんちとウロ憶えで申しわけないです。



前回私が試写会に行った時の記事でも書いていますが、この映画はドキュメンタリー映画です。
NHKのドキュメンタリー番組が苦手な人にはおそらく苦痛だと思います。
しかしこの映画で取り扱っていることは八戸のすぐそば「六ヶ所村」で現に起こっていることであり、そして日本のエネルギー政策にとっては軽視出来ない重要な問題でもあったりします。

しかしながら巷に溢れる情報には、多くの意図が含まれている場合もあります。
どの団体とは言いませんが、「トリチウムは体内に蓄積されずに安全、しかも海水で希釈されるのでより安全」ということばかりを宣伝し、微量に含まれるプルトニウムが投棄口そばに沈殿し拡散もせずに堆積し続ける可能性は説明しない、といった具合です。

そういう意味では「六ヵ所村ラプソディー」はドキュメンタリーとしては客観的な視線で画かれている点では秀逸だと思います。
人によっては「無駄に不安を煽るだけ」との声もあるでしょうが、そう感じるほどに一般に知られていない純然たる事実が述べられている、ということなのでしょう。

そして「六ヶ所村ラプソディー」はそれだけではなく、その矛先を向けられた六ヵ所村民、再処理工場建設の地でこれまで行われてきた運動、そして今さらのように始まった反対運動に対する村民の思い、
そういった様々な気持ちなども画かれており、単純ではない再処理工場の問題をよく映し出している作品に思います。

そういったことなどもふまえて、興味のある方は是非御覧になってみてはいかがかと思います。
けして人事ではないのですから。

▼参考リンク▼
「六ヶ所村ラプソディー」6月以降の上映会(『六ヶ所村ラプソディー』~オフィシャルブログ5/18)
「六ヶ所村ラプソディー」上映会 in 根城公民館(みどりうかブログ3/29)

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