超ウラン元素を含む放射性廃棄物について経済産業省は地下埋設処分の方針打ち出し

超ウラン廃棄物は地下処分 経産省、法改正へ(Web東奥5/21)

ちょっとリンク先記事が読み解き辛い部分があるので、勝手に引用要約補足。

再処理工場などで使用済み核燃料からプルトニウムなどを取り出すと、その過程でプルトニウムなどのウランより重い元素(超ウラン元素)を含む大量の放射性廃棄物が発生する。
この超ウラン元素を含む放射性廃棄物は、いちおうは低レベル放射性廃棄物になるだろうと思われるが、プルトニウムとかはとんでもなく半減期(放射線の出る量が半分になるまでの年数)が長くて人類が生きている内には放射能のレベルが下がらんだろうという代物。
だから高レベル放射性廃棄物の最終処分場と同じ敷地に埋めてしまう方針を経済産業省の資源エネルギー庁が打ち出した。

とまぁそういう話です。
見方を変えれば、再処理工場が未来への不の遺産となる放射性廃棄物を量産しているということも言え、またその処分に多額の費用が掛かるという意味では未来へのとんでもない借金をしている、というリンク先記事でもありますな。
そういう意味では一見何気ない記事に見えるが非常に大事な記事なのだと思います。

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