県境産廃現場でのカエル調査
2006年5月11日
カエルなどの両生類は、もっとも環境の影響を受けやすい生き物と言われています。
まぁ考えてみればそうよね、あんな無防備な卵の中でオタマジャクシで生まれてくる(たいてい両生類の子供はオタマジャクシ、手足は無い、たまにエラが生えてる)。
そこから手足が生えて大人になっていく…言うなれば進化の歴史を実践しながら生きている変った生き物です。
まぁ実際には人間も母君のお腹の中で、単細胞生物~魚~爬虫類~哺乳類~人 という進化をして生まれてくるわけですが、人の場合は母君のお腹の中といういろんな汚染からも守られ気味な環境で快適だったりするわけです。
それが両生類の場合、プルプル卵状態で水辺などにあるわけなので、そりゃ水などが汚染されれば影響も受けまくる、という寸法です。
しかも生まれてしばらくしてから手足が生えるので、その異常が顕著に現れやすいと。
そんな感じでとりあえずリンク先記事の調査内容で言うならば、際立った異常は認められないという感じなのでしょう。
できればおらも調査に協力したいのですが、近頃は家の周りでオタマどころかカエルを見ない今日この頃…困ったものです。