ホッキョクグマ、カバが絶滅危惧種入り

ホッキョクグマ、カバが絶滅危惧種に(asahi.comサイエンス5/2)

06年版「レッドリスト」にシロクマ(ホッキョクグマ)とカバがリスト入りすることになったそうな。

シロクマの場合、その特殊なライフサイクルが環境の変化によって大きく影響を受けているのよね。
たしかシロクマさんは、冬場凍った北極海の上で餌を取り、出産し、子育てする、と、ものすごい凍った北極海の上での生活に頼っている生き物。
そして夏場は陸の上で餌も食わずにただただボーッとすごす、日本のクマの冬眠のような状態ですごしているわけです。
そこに地球温暖化による北極海凍結期間の減少などが大きく影響し、子育てなどに支障が出ている、というわけです。
言い変えるなら、人間の経済活動のツケでシロクマは絶滅の危機に追い込まれている、というわけです。

カバの場合は人による乱獲が大きな原因なわけですが、それもある意味世界の経済格差などのツケが回ってきた結果なわけで…
世界各地での様々な種の絶滅に関する問題、そして日本のバス問題などに代表される外来種問題、いろんな問題が人間によって引き起こされているのだということ、まずはそれを多くの人が認識する必要があるのかも知れません。

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