香港で新規参入キャリアが料金&端末半年無料キャンペーン
料金・端末が半年間無料──「ここまでやる」香港の新規参入(ITmedia+Dモバイル1/13)
香港の新規参入キャリアがとんでもないキャンペーンをしているらしい。
なんでも、基本料金が半年無料、さらに無料期間中は毎月音声通話6000分(うちキャリア内3000分)=100時間無料、メールやテレビ電話は無制限(キャリア内)、特定ストリーミングコンテンツ無制限、他キャリアからMNPで移行したら音声通話が毎月10000分無料、端末も無料帰還中はタダで利用でき、半年後に有料契約すればそのまま端末はタダで使える。有料契約しなくても端末返還すれば料金発生しないそうな。
日本の感覚でいえば正気の沙汰とは思えない程の過激なキャンペーンです。
同じキャリア内で3000分ってことは、1日100分話せるってことよね。普通は毎日100分とか電話しないだろうから、実質無料と同じ感覚ってわけね。
端末は既に台湾で発売されているヤツだそうな。
日本でも「ソフトバンクが端末を無料で配り無料キャンペーンをするのでは」と根拠のない噂をしている人がおりますが、香港でのこのキャンペーンが成功するならば、日本でもそのようなことが現実となることもあながちないとは限らない…
と言いたいところだが、日本では厳しいんでないすかな? とおらは思う。
この香港のケースは買収したケータイキャリアの3G利用者確保の為の施策であり、つまりは自社である程度のエリアを確保できていると思われるからだ。
つまりは業績が悪化したキャリアを買収したとは言え、ある程度のエリア展開ができているからこそ移行なりする人の見込みがあってこのキャンペーンは成り立っているのです。
でもソフトバンクなどのケータイ新規加入組はちと状況が違う。
彼等はこれから自分たちでエリアも広げていかなければならないのだ。
もちろん1年かそこらで全国エリアを達成できるわけもなく、当初は首都圏なり東海エリアなりになるのだろうし、またサービス開始初期から回線を圧迫しかねないようなことを3Gなりで実現できるとは思えない。
とすると現実的にありえるのは、せいぜい海外端末と同じモノを無料であげるキャンペーンとか、微妙に携帯キャリアより安い基本料金や通話料金でアピールするか、ぐらいだと思える。
まぁウィルコムより安い料金を提示することは無理だと思います。赤字でまくりで回線パンクしっぱなしにするつもりなら出来なくもないでしょうが。
しかし海外とは言え、このキャンペーンは凶悪ですな(=ω=A;