松下、石油温風機事故で６千万カ所にはがき(asahi.com関西1/12)

自社のテレビCMを全て「石油温風機回収のお願い」に差し替えている松下電器ですが、全国すべての世帯＋宿泊施設の計約6000万ヵ所ハガキを郵送することにしたそうな。
なんでも、回収・修理対象の15万2132台のうち約４割の所在がまだ把握できていなく、テレビCMや社員によるビラを配りをしてきたがさらに回収率を上げるために決断したとか。 2月中旬に配達予定。
ハガキには「事故発生可能性のある温風機の型番」「連絡先」「１台５万円で引き取る旨」などを記載するらしい。

ハガキを出すのに利用するのは郵政公社の「配達地域指定冊子小包郵便」というサービスだそうな。宛名記載を省略し一定の地域の住宅などのすべてに配達を行うサービスらしい。
最も安い配達料は1通18円だそうなので、単純計算で18円×6000万＝10億8000万円送料で掛かると。印刷なりも掛かるのでさらに上乗せぐらいね。

まぁ考え方次第でしょうが、おらは悪くないと思う。
どっかの社長のようにウダウダふざけた事を言って責任逃れするよりも余程に納得はいく行動ね。
商売ってのは売った後にもある種の責任はあるだすからね、
うがった見方で「宣伝目的」とか「もしもの場合の言い逃れの為」とか言う人もおるでしょうが、結果的にそうなることはあっても、それ以前に当然あるであろう回収率向上や一般への周知、という意味では良い決断です。
また某社長のような責任逃れをさせない為にも、こういう前例で示しておくのは悪くはないことでしょう。

あぁそれにしても驚いた、すごいことするのう(=ω=A;