“混雑と戦う”携帯電話
2005年12月8日
“混雑と戦う”携帯電話(ITmedia+Dモバイル12/7)
あれです、どっちかというと特に携帯にある問題です。
記事中にある、「携帯電話は人数分の空きが用意されているわけではなく、1つの基地局の下に300人がいるとしても同時に電話ができるのは10人、というようなイメージ(勝手に要約)」というのがそれを物語っている、つまりは携帯がマクロセルだからこそよりそのような傾向にあると言えるのです。
これは携帯キャリアがウィルコムのような本当の意味での音声定額ができないこととも深く関わっている。
携帯はたくさんの人が音声通話を同時にされると、発着信に大きな影響が出るのだ。
また携帯キャリアはマクロセルだからこそ、災害時に1つのアンテナに問題があると、広域に渡って携帯が使えなくなる。
仮にアンテナに異常がなくとも災害時には通信が集中する事が予想されるので、利用できない人が多数発生する可能性が高い。
それに対してウィルコムPHSはマイクロセル方式。
マイクロセル方式だからこそ携帯に比べアクセス分散が可能であり、一度に携帯よりも多くの人の利用も可能です。
またマイクロセル方式はマクロセルよりも同一エリア内に多数のアンテナが存在するために、災害などで一部のアンテナが停止しても他のアンテナがカバーして繋がる可能性が高くあります。
まぁもちろんウィルコムでもあらかじめ混雑が予想される元日0時には規制掛ける可能性は高いですけどね、ただまぁいざと言う時にはウィルコムが強いと憶えておいていただければこれ幸いです。