★この記事は１つのご提案の10月後半のお題「あなたにとってのケータイ」を受けての記事になります。★
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私がケータイを持ち始めて、約６年半が経っています。
その約６年半の間、私の付き合ったキャリアはウィルコムただ１つです。

ケータイが一般的になったのは、PHSが登場した頃からだと思います。
PHSが安価な料金体系を引っさげ登場したのが約10年前、携帯電話が高い新規加入料が必要だった時代に、初期投資が安く通話料も安いPHSは一躍ケータイの表舞台に踊り出ました。
このPHSの登場により、携帯はより努力を重ねるようになって新規加入料の廃止や通話料の値下げなどが進んでいくわけですが…
PHS誕生からしばらくの間、私にとっては携帯もPHSもまだ不必要な存在でした。
携帯はあまりに高すぎて使う気にもなれず、PHSは当時制約が多かったことで実用的ではない、と判断したからです。

しかしその後もPHS…特に当時のＤＤＩポケット(現ウィルコム)の攻勢は続き、携帯に先駆けショートメール(Ｐメール)を開始し、さらにＥメール(当時のＤＸメール)も携帯に先駆け開始したことにより、私の心は一気にＤＤＩポケットに傾いたのでした。
まぁおらの好きなおねえさんがＤＤＩポケットだったことも大きな理由だったんすけどね(=ω=。
ところが、私には少しおかしいこだわりがありました。
ケータイたるもの細く手の中に収まるべきであり、さらには片手で楽々操作できるべきである！
そういった無駄なこだわりもあって、私のケータイ購入は遅々として進まなかったわけです。

そんな私を夢中にさせたケータイ、それがカシオのＤＤＩポケットＰＨＳ「ＰＨ-10」、通称”ＴＥＴＥ”でした。
当時二つ折り自体がほとんどない時代、その時代に多少変形ではありますが二つ折りだったTETEはおらを夢中にさせました。
このTETEがとにかく便利、Pメールでちょっとした連絡が簡単にできる。連続待ち受け最大1000時間で、１ヶ月近く充電しないで平気だったこともありました。
おまけにちっこい、持ち歩きにも非常に便利だったんです。
その上料金が安い！当時の携帯の通話料の３分の１以下で済む、おらのサイフにも優しいとても助かる存在だったんです。意外にエリアも広いしね、八戸だとけっこう繋がった。
…余談ですが、当時TETEを見た人は皆「二つ折りキモ！やっぱストレートでしょ」と言ってました。
しかしおらは他人の言葉にもめげずに、このTETEを使い続けたのでした。

次に私が選んだのは、パナソニックのKX-HF300でした。
このKX-HF300、ケータイとして日本で初めてメモリカードスロット(SDカードスロット)を搭載した端末で、いろんな情報をSDカードに詰め込むことができました。
まぁ当時の技術なので読み込み＆書き込みには時間はかかったのですが、それでも端末のみの数十倍以上の容量です。おらはよくカラオケをダウンロードしてSDカードに突っ込んでいたものです。
その上メールもバリバリできる、当時すでにメール自動受信無料だったDDIポケットなので料金も安い。当然通話も安い、とても助かりました。
…余談ですが、当時SDカードが入るのを見せた人は皆「SDカード無意味、ケータイに要らん！」と言ってました。
しかしおらは自分の意志でSDカードを使い続け、便利で快適なケータイライフを送っていたのです。

そして去年、日本初のフルブラウザ搭載ケータイ京セラAH-K3001V、京ぽんに機種変更しました。
もうとにかく衝撃的でした。
PCサイトが見れる、しかも普通に掲示板などにも投稿できる、幾つかのサイトを運営しているおいらにはとても頼れる存在だったのです。
まぁね、世間には「もっさり」だの「回線遅すぎる」など批判的な意見もありました、でもね、京ぽん以外にそんなことできる端末は皆無であり、しかも料金がこれほど安く通信も安定しているモノは他にはありません。
他キャリアユーザーに有無を言わせず誇れる端末が出たと喜んだことを憶えています。
…余談ですが、ドコモユーザーは京ぽんを認めた後に「でも所詮ピッチでしょ」と吐き捨ててくれました。
まぁおらの倍以上の料金を支払っている人は言う事が違うな、と思ってみました。

その後ウィルコム定額プランが発表され加入し私のケータイ代はさらに下がり、現在に至っています。

私のケータイはずっとウィルコムでした。
もし私が最初に契約したケータイが携帯だったなら、おそらく２倍以上、３倍ものお金を支払い続けていたのだと思います。
実感はないのですが、おそらく携帯ユーザー程の料金的な悩みはなかったのだと思います。
今までのケータイ人生を豊かにしてくれたウィルコム、
そして今年もまた新たなサービスを展開してくれているウィルコム、
これからも私のケータイ人生はウィルコムだらけに染まっていくことだろうことは想像に難くはありません。

ウィルコムさん、これからもどうぞよろしくお願いしますm(。。)m